最近では、無人レジを導入する店舗が増え、TポイントカードやVポイントカードの利用方法に戸惑う方も多いようです。特に、ウェルシアなどで配布されるTポイント(Vポイント)カードをTSUTAYAの無人レジで使えるのか、またICチップ非搭載カードをカードリーダーに入れても問題ないのか疑問を持たれる方も少なくありません。本記事では、そのような場面でのカードの正しい取り扱い方法を詳しく解説します。
無人レジでのTポイントカード提示方法
TSUTAYAの無人レジでは、ポイントカードの読み取り方法として「バーコード読み取り」か「ICチップ読み取り」の2通りが用意されていることが一般的です。
ICチップマークがあるカードリーダーは基本的にICチップ付きのクレジットカードや電子マネーカード用です。一方、Tポイントカードはバーコード読み取りが主な方式で、レジのバーコードスキャナーに裏面のバーコードをかざすことで読み取ります。
ICチップ非搭載カードはカードリーダーに入れるべきか?
結論から言えば、ICチップのないTポイントカードをICチップ対応のカードリーダーに差し込む必要はありません。むしろ、誤作動や認識エラーを起こす可能性があるため、挿入しないことをおすすめします。
代わりに、無人レジの画面に「ポイントカードをスキャンしてください」と表示されたタイミングで、バーコードリーダーにカード裏面のバーコードをかざしてください。
Vポイント対応カードの扱い方
ウェルシアで配布されるVポイントカードの中には、Tポイントと統合された形式のカードも存在します。これらもバーコード読み取り式である限り、通常のTポイントカードと同様に扱われます。
ただし、一部のVポイント付きクレジットカードにはICチップが搭載されている場合もあります。このようなカードを支払い用に使う際は、カードリーダーに差し込んでも構いませんが、あくまで「支払い手段」としての利用時に限られます。
無人レジでうまくスキャンできない場合の対処法
バーコードが擦れて読み取りづらくなっている場合や、無人レジのスキャナーの反応が悪い場合は、以下の対処を試してください。
- カードを少し斜めにしてスキャンする
- スマートフォンアプリのTポイントバーコード画面を提示する(Tポイント公式アプリやYahoo! JAPANアプリなど)
- レジに設置されているヘルプボタンを押してスタッフに問い合わせる
また、アプリの方がスムーズに読み取られることも多いため、可能であればカードからアプリへの移行を検討するのも一案です。
レジの仕様は店舗によって異なることも
TSUTAYAやウェルシアに限らず、同じ系列でもレジ端末の機種や設定は店舗ごとに微妙に異なることがあります。無人レジで読み取れない場合は、有人レジの利用やスタッフへの確認を遠慮せずに行いましょう。
特にICチップ付きのカードリーダーは、クレジットカードや交通系IC専用のスロットであることがほとんどであり、TポイントやVポイントカードには不適切な使用となるケースもあるため注意が必要です。
まとめ:Tポイントカードの提示は「バーコード読み取り」が基本
ICチップのないTポイントカードやVポイントカードを無人レジのカードリーダーに入れる必要はありません。正しい方法は、カード裏面のバーコードをスキャナーにかざすことです。うまく読み取れない場合は、スマホアプリの活用やスタッフへの確認も検討しましょう。
無人レジの利便性を活かすためにも、それぞれの機器の役割を理解して、スムーズなお買い物を楽しんでください。
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