JRE POINTはJR東日本が提供する共通ポイントサービスで、Suicaとの連携によって通勤・通学・買い物など日常のさまざまな場面でポイントを貯めることができます。特にJREポイントアプリでSuicaを登録すれば、鉄道以外の利用でもポイントが貯まるかどうかが気になる方も多いでしょう。この記事では、チャージやバス利用でポイントが貯まるのか、具体的にどうすればお得になるのかを分かりやすく解説します。
JRE POINTとSuicaの連携でできること
JRE POINTアプリやWebサイトでSuicaを登録することで、対象の鉄道利用やお買い物でポイントが自動的に貯まるようになります。これは「Suicaの番号を登録するだけ」ではなく、「JRE POINT会員としてSuicaをひも付ける」ことが必要です。
対象となるSuicaは、モバイルSuica、記名式Suica、ビューカード一体型Suicaなど。無記名Suica(記名なし)は対象外なので注意が必要です。
SuicaのチャージではJREポイントは貯まらない
まず結論から言うと、SuicaへのチャージそのものではJREポイントは貯まりません。現金、クレジットカード、Apple Pay等でチャージした金額に対しては、JRE POINT付与の対象外です。
ただし、ビューカード(クレジットカード)からオートチャージ設定をしている場合に限り、ビューカード側の利用に対してはポイントが付く仕組みとなっています(JRE POINTまたはビューサンクスポイント)。
鉄道利用でポイントが貯まる条件
Suicaを使ってJR東日本エリアの対象区間を乗車した場合、「JRE POINT WEBサイトまたはアプリにSuicaを登録」しておくと、1回の乗車ごとに2%相当のJRE POINTが貯まります。
たとえば、秋葉原〜新宿間をSuicaで乗車した場合、その運賃に対してポイントが付きます。IC定期券での利用は対象外ですが、定期区間外の乗車や、都度運賃支払いする場合は対象になります。
バスの利用では基本的にポイント対象外
JR東日本が直接運行する鉄道利用に比べて、バス利用でのSuica決済は原則JRE POINT付与の対象外となっています。ただし、以下のような例外的な取り組みも存在します。
- 地域限定キャンペーンで一時的にバスポイント付与が行われる
- 連携する一部のバス会社とJRE POINT間での提携が始まるケース
2024年時点では、こうした例外は極めて限定的であり、基本的には鉄道利用や買い物での利用がメインとなります。
JREポイントを確実に貯めるコツ
ポイントを効率よく貯めるには、以下のポイントに注意しましょう。
- JRE POINTにSuicaを登録しておく
- 定期券区間外のSuica乗車を活用する
- アトレ、エキュートなどのJRE加盟店でSuica決済をする
- ビューカードによるオートチャージを併用する
また、JRE POINTアプリ内で実施されるキャンペーンにも注目。乗車回数に応じてポイントがもらえる「乗るほどボーナス」や、加盟店での決済額に応じた還元企画などが定期的に行われています。
まとめ:チャージやバス利用では原則貯まらないが活用次第でお得に
JREポイントは、Suicaと正しく連携して利用すれば鉄道乗車や駅ナカでの買い物などでしっかりポイントが貯まる制度です。ただし、チャージやバス利用だけではポイントが付かない点に注意が必要です。
Suicaの利用方法を少し工夫することで、日々の移動やお買い物がよりお得になります。JRE POINTの仕組みを理解して、無駄なくポイントを活用しましょう。
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