「ゆうちょ銀行の口座は持っていないけど、誰かの口座に送金したい」──このような状況でも、郵便局の窓口を使えばしっかり払込ができます。この記事では、口座未保有者がゆうちょ口座へ送金(払込)する方法とその注意点をわかりやすく解説します。
ゆうちょ口座を持っていなくても払込できる?
結論から言うと、ゆうちょ口座を持っていなくても「払込取扱票(青色の用紙)」を使えば送金は可能です。
送金先の口座が「記号1から始まる」ものであれば、それはゆうちょ銀行の総合口座番号です。記号と番号(例:12340-5678901)があれば手続きできます。
郵便局の窓口での払込手順
以下の手順で行うことができます。
- 1. 近くの郵便局へ行く
- 2. 青色の「払込取扱票」をもらう
- 3. 記号番号・名前・金額・依頼人情報などを記入
- 4. 窓口で現金と一緒に提出する
- 5. 払込票控えをもらって完了
※ATMやネットバンキングからは、口座未保有者の現金払いでは利用できません。
払込手数料はいくらかかる?
現金で払込む場合、以下のような手数料がかかります(2024年時点)。
払込金額 | 手数料 |
---|---|
5万円未満 | 203円 |
5万円以上 | 417円 |
これは払込用紙での現金扱いによる通常の料金です。口座を持っていればもっと安くなりますが、現金扱いではこの手数料がかかります。
記入時の注意点
・口座番号(記号+番号)を正確に記入しましょう。
・依頼人名には、払込人(あなた自身)の氏名をフルネームで書きます。
・通信欄がある場合は、送金目的(例:商品代金、会費など)を明記すると相手に伝わりやすくなります。
例:実際の記入例
記号:12340 番号:5678901
加入者名:山田太郎(送金先)
金額:1,000円
依頼人:鈴木花子(あなたの名前)
通信欄:5月分の会費
このように記入すれば、スムーズに送金できます。
まとめ
• ゆうちょ銀行の口座がなくても、郵便局窓口で青色の払込票を使えば送金できます。
• 必要なのは「記号番号」と「送金先の名前」だけ。
• ATMやネットからの現金送金は不可なので、窓口を利用しましょう。
• 手数料や記入ミスに注意して、安全に送金を完了させてください。
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