クレジットカードの締め日と利用日による請求タイミングの違いとは?27日締めのケースで徹底解説

クレジットカード

クレジットカードの利用明細に影響する「締め日」は、実際の支払いスケジュールに直結します。特に「27日が締め日」のカードでは、28日以降の利用がいつの請求に反映されるかを理解しておくことで、家計管理の精度が格段に上がります。本記事では、締め日と請求月の関係をわかりやすく解説します。

■ 基本ルール:締め日と請求日はセットで管理されている

多くのクレジットカードは「締め日」と「支払日」が決まっており、たとえば「毎月27日締め・翌月26日払い」のようにセットになっています。

この場合、「毎月28日〜翌27日まで」の利用分が、翌月26日に請求・引き落としされる仕組みです。

■ 27日締めのカードで28日以降に使ったらどうなる?

たとえば27日が締め日の場合、28日・29日・30日に使った金額は、翌月分の請求に回るのが原則です。

つまり、6月27日が締め日の場合、6月28日の利用は7月27日締め、8月26日頃の引き落とし分に含まれるという計算になります。

27日を1日でも過ぎると、すべて翌月の請求対象になる点は意外と見落としがちです。

■ 実際の請求反映は「利用日」ではなく「売上確定日」で決まる

もうひとつ重要なのは、「カードを使った日=請求対象日」ではないという点です。

クレジットカード会社は、店舗からの売上データが到着(売上確定)した日をもとに締め処理を行うため、利用日は締め日前でも、売上確定が遅れれば翌月の請求になることがあります。

例:6月26日にネット通販で買い物→ショップの処理が6月29日なら、7月請求分に含まれる可能性あり。

■ 家計管理に役立つ実例とアプリ

例1:6月25日 カフェで利用 → 6月締め、7月請求

例2:6月28日 コンビニで利用 → 7月締め、8月請求

このように、たった数日の違いで請求月が変わるため、家計簿アプリやカード会社の明細アプリ(例:三井住友カードアプリ、楽天カードアプリなど)を活用しておくと便利です。

■ まとめ:28日以降の利用は“翌月分”と認識するのが安心

クレジットカードの27日締めでは、28日以降の利用は原則として翌月の締めに含まれるため、引き落としは翌々月となります。

また、利用日と請求日のズレが生じることもあるため、正確に把握したい場合はカード会社の明細やアプリで売上確定日を確認するのが最も確実です。

無理のない資金管理をするためにも、締め日と請求日を意識した利用スケジュールを組んでいきましょう。

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