ネットショッピングをするとき、「できれば分割払いにしたい」という声はよく聞かれます。特に後払いサービスの「ペイディ(Paidy)」は手軽に使える一方で、支払い回数に制限があることをご存知でしょうか?今回は、ペイディVISAで分割払いを検討している方に向けて、対応回数や活用方法、注意点まで詳しく解説します。
ペイディとは?基本のしくみをおさらい
ペイディは、メールアドレスと携帯番号だけで利用できる「後払い」サービスで、対応ショップでの支払いを月まとめにし、翌月に請求されます。ペイディプラスを登録すれば、本人確認により「あと払いプランApple専用」や「3回あと払い(分割)」などの機能が使えるようになります。
特に注目されているのが、「ペイディVISAプリペイド」を使ったオンライン決済で、カード決済として幅広い店舗に対応できます。
「3回あと払い」は本当に3回まで?
ペイディの分割払いで選べるのは、2024年現在、「3回あと払い」のみです。つまり、6回払いや12回払いといった柔軟な分割には対応していません。
この「3回あと払い」は、利用者が自ら設定を行うことで適用され、金利・手数料は基本的に無料(ただし条件あり)。支払いは3カ月にわたって均等に請求されます。
6回払いやもっと分割したい場合の選択肢
6回以上の分割払いを希望する場合、ペイディではなく、通常のクレジットカードの分割機能やショッピングローン、後払い決済の他社サービスを検討する必要があります。
例えば、以下のような代替手段があります。
- 楽天カード、三井住友カードなどでの分割払い(2〜24回など)
- PayPayあと払い(分割可)
- メルペイスマート払い(6回まで分割可能な時期あり)
ただし、それぞれ手数料や対応店舗が異なるため、事前の確認は必須です。
利用前に注意すべき3つのポイント
ペイディを使う際は、以下の点に注意しましょう。
- あと払い申請の期限:支払い確定前に「3回あと払い」を選ばないと、自動で一括になります
- 対象外店舗がある:すべてのVISA加盟店で分割が可能というわけではありません
- 支払い上限に注意:利用枠はユーザーの信用情報により異なり、柔軟性に限界があります
実際に、3万円程度の買い物でも利用枠が足りないケースがあるので、事前に「マイページ」で限度額を確認しておくことをおすすめします。
実例:SAZOのような通販サイトで3万円を分割するなら
SAZOのようなオンラインショップでペイディVISAを使う場合、3回あと払いを選択すれば1万円×3回の支払いとなります。
もし6回以上にしたい場合は、ペイディ経由では実現できないため、他のクレジットカードやショッピングローンに切り替える必要があります。
まとめ:分割希望なら「ペイディ=3回まで」と理解しておこう
ペイディは非常に便利な決済手段ですが、現時点では「3回払い」が分割の上限です。6回払いなど柔軟な分割を希望する場合は、他の支払い方法を選ぶことが現実的です。
買い物前に自分の利用目的とペイディの仕様をしっかり把握し、最適な支払い方法を選びましょう。
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