ゆうちょ銀行のインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」で利用するワンタイムパスワード生成器(通称:トークン)は、セキュリティ強化に欠かせない重要なアイテムです。しかし、ある日突然表示が消え「電池切れ?」と気づくことも。この記事では、トークンの電池切れ時に自分で交換できるのか、またその後の正しい対処法を詳しく解説します。
ゆうちょトークンの電池は交換できる?
結論から言うと、トークンの電池は自分で交換できません。ゆうちょ銀行が提供するトークンは「密封構造」であり、ユーザーによる分解や電池交換は想定されていない仕様です。無理に開けようとすると故障やセキュリティリスクに繋がるため、推奨されていません。
そのため、電池切れ=再発行が必要になります。
トークンの再発行手続き方法
トークンが使用できなくなった場合は、以下の手順で再発行を申請します。
- 1. ゆうちょダイレクトにログインできる場合:メニューから「トークン再発行」を選び、本人確認のうえ手続き。
- 2. ログインできない場合:専用の「トークン再発行申請書」を郵送申請またはゆうちょ銀行の窓口で手続き。
通常、再発行には1週間〜10日程度かかります。
トークン使用不可時の一時的な対応策
トークンの電池が切れても、すぐに送金などができなくなるわけではありません。トークン認証が必要ない操作(例:残高照会など)は利用可能です。
どうしても緊急で送金などが必要な場合は、窓口やATMの利用、もしくは電話サポートへ問い合わせましょう。
再発行手数料や注意点
トークン再発行には手数料が発生します。2024年7月時点では1,650円(税込)が一般的です。
また、トークンの利用停止手続きをせず放置すると、不正利用や口座制限のリスクがあるため、速やかな対応が大切です。
将来的な代替手段も検討を
現在、ゆうちょ銀行ではトークンに代わる認証手段として、スマートフォンアプリによるワンタイムパスワード機能の導入も進んでいます。
スマホを利用することで物理的な電池切れの心配がなくなるため、今後の選択肢として検討しても良いでしょう。
まとめ|トークンの電池切れは早めの再発行申請がカギ
✔ ゆうちょトークンはユーザーによる電池交換不可
✔ 電池切れ時は速やかに再発行手続きを
✔ トークンなしでも一部機能は使えるが送金などは制限あり
✔ スマホアプリへの切り替えもおすすめ
いざという時に慌てないためにも、トークンの電池表示が弱まったら事前に再発行手続きを検討しておくと安心です。
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