クレジットカードを申し込む際、ショッピング枠と一緒にキャッシング枠を設定する欄があります。初めての申込でよくわからずに記入してしまい、後から「使わないのにどうすればいいのか」と不安になる人も少なくありません。ここでは、キャッシング枠を申し込んだ後の対応や無視しても問題がないのかを詳しく解説します。
キャッシング枠とは何か？
キャッシング枠とは、現金をATMなどから借りられる枠のことです。クレジットカードのショッピング利用枠とは別に設定され、短期的なお金の不足を補うために利用できます。ただし、利用すれば利息が発生するため、使い方には注意が必要です。
例えば、ショッピング枠30万円・キャッシング枠10万円というカードを持っている場合、商品購入とは別に最大10万円まで現金を借りることができます。
キャッシング枠を設定しても無視して良いのか？
申込書にキャッシング枠を記入したからといって、自動的に利用開始になるわけではありません。金融機関は利用者の年齢や収入状況を審査し、別途必要な書類（収入証明書など）を提出して初めてキャッシング枠が有効になります。封筒が届いたにもかかわらず、特に利用する予定がなければ放置しても問題ありません。
つまり、追加の手続きをしなければキャッシング枠は設定されず、カード自体は通常のショッピング枠として利用できます。
未成年や20歳未満でのキャッシング申込みについて
19歳など未成年の場合は、そもそもキャッシング枠が認められないケースが多いです。消費者金融やカード会社は貸付に厳しい規制を設けているため、審査に通ること自体が難しいのが現状です。そのため、特に利用予定がないなら心配する必要はありません。
キャッシング枠を利用しないメリット
キャッシング枠を設定しないことには、次のようなメリットがあります。
- 借金のリスクを避けられる
- カード利用の審査において「借入希望が少ない人」と見られる
- 必要のない郵送物や案内が減る
特に若い方や初めてクレジットカードを持つ方にとっては、キャッシング枠を利用しないほうが安心です。
まとめ
クレジットカード申し込み時にキャッシング枠を記入してしまっても、追加の手続きをしなければ利用は開始されません。封筒を無視してもショッピング利用には影響がなく、心配する必要はありません。特に未成年や20歳未満の場合、そもそもキャッシングは利用できないことが多いため、安心してカードを利用して大丈夫です。不要な借入は避け、カードは計画的に使うことが大切です。
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