クレジットカード一体型PASMOを利用している方が、カードの解約やサービス終了に伴い、残高の扱いや移行方法について悩むケースが増えています。特に、残高が多く残っている場合、どのように対応すべきかを理解しておくことが重要です。
クレジット一体型PASMOの特徴と制約
クレジット一体型PASMOは、クレジットカードとPASMO機能が一体となったカードです。このタイプのカードは、通常のPASMOカードとは異なり、特定の制約があります。例えば、モバイルPASMOへの移行ができないことが挙げられます。
また、クレジットカード会社との契約終了に伴い、カード自体の利用が停止される場合があります。この際、PASMO機能も同時に利用できなくなるため、事前の対応が求められます。
残高の移行や払い戻しについて
クレジット一体型PASMOの残高を他のPASMOカードやモバイルPASMOに移行することはできません。残高を利用するためには、以下の方法があります。
- 残高を使い切る：日常の交通利用や買い物で残高を消費する。
- 払い戻しを受ける：駅の窓口で払い戻し手続きを行う。ただし、手数料220円がかかります。
払い戻しを希望する場合は、本人確認書類と該当のPASMOカードを持参し、PASMO取扱事業者の駅窓口で手続きを行ってください。
モバイルPASMOへの移行の可否
モバイルPASMOへの移行は、記名PASMOやPASMO定期券のみが対象であり、クレジット一体型PASMOは移行対象外です。したがって、モバイルPASMOを利用したい場合は、新たにモバイルPASMOを発行し、必要に応じて定期券などを再購入する必要があります。
解約時の注意点と手続き
クレジット一体型PASMOを解約する際は、以下の点に注意してください。
- カードの回収：解約時にカードは回収され、デポジットの返却はありません。
- オートチャージの解約：オートチャージサービスを利用している場合は、別途解約手続きが必要です。
- 定期券の払い戻し：有効な定期券がある場合は、払い戻し手続きを行うことで、残存期間に応じた金額が返金されます。
これらの手続きは、PASMO取扱事業者の駅窓口で行うことができます。事前に必要な書類や手数料について確認しておくとスムーズです。
まとめ
クレジット一体型PASMOの解約やサービス終了に伴い、残高の扱いや移行方法については制約があります。特に、モバイルPASMOへの移行ができないため、残高を使い切るか、払い戻しを受ける必要があります。手数料や手続きの詳細については、PASMO取扱事業者の公式情報を確認し、適切な対応を行ってください。
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