じぶん銀行では、口座に端数(たとえば790円など1,000円未満の硬貨分)が残っている場合、どうすれば引き出すことができるのか悩む方も多いでしょう。本記事では、じぶん銀行のATM利用ルールと手数料枠の関係から、端数をクリアにする最適な方法をわかりやすく説明します。
じぶん銀行は硬貨の出金には対応していない
じぶん銀行の公式FAQによれば、硬貨の入金には対応しているが、出金(払い出し)はできません :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
つまり「100円玉だけ取り出す」「790円を出す」といった操作は、じぶん銀行ATMでは対応していません。
1000円未満の残高を引き出す方法
1000円未満の残高を現金で出したい場合は、三菱UFJ銀行の有人店舗内にある硬貨対応ATMを使って、硬貨で入金し、合計残高を1,000円以上にする必要があります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
たとえば口座に790円残高がある場合、210円を硬貨で入金して1,000円にしたうえで、「1,000円単位」で出金が可能になります。
手数料枠(じぶんプラス レギュラーステージ)との関係
じぶん銀行では、ステージに応じてATM手数料が無料になる回数があります。硬貨入金もATM取引に含まれるため、入金で無料回数を消費することになる点に注意が必要です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
そのため残高790円を引き出すために210円を入金すると、入金自体で無料枠を消費します。無料枠がなくなると次回以降は手数料がかかるため、トータルのコストに注意しましょう。
他の方法としての振込利用も検討
もし三菱UFJのATMが近くにない場合は、じぶん銀行から他行口座(硬貨出金可能な銀行)への振込を利用する選択肢もあります。振込後、振込先から現金を引き出すことで端数を現金化できます。
振込には振込手数料がかかりますが、ATM入金による無料枠の消費や出金手数料との兼ね合いで、結果的にお得になる場合もあります。
実例:790円の端数を引き出す流れ
・口座残高:790円
・三菱UFJ ATMで210円を硬貨で入金 → 残高=1,000円
・その後「1,000円」として出金
このように、実質790円を引き出すことが可能です。
ただし、硬貨入金によりATM利用回数が1回消費されること、また入金手数料の発生条件にも注意してください。
まとめ
じぶん銀行では硬貨を払い出すことはできませんが、三菱UFJ銀行の硬貨対応ATMを使って合計を1,000円単位に調整すれば引き出しが可能です。
ただし、入金によってATM無料枠を消費する点や、振込など他の方法とのコスト比較も重要です。最適な選択肢を見極めて、無駄なく端数を現金化しましょう。
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