ゴールドカードの年会費はいつ、どのように請求される？PayPayカードを例に仕組みを徹底解説

クレジットカードの中でもステータス性や特典が魅力のゴールドカード。多くの人が気になるのは、その年会費の支払い時期と方法です。特にPayPayカードのように普及が進むカードでは、支払いのタイミングや仕組みを正しく理解しておくことが重要です。

年会費の請求時期は「カード発行日ベース」が一般的

多くのゴールドカードでは、カード発行日または入会日を起点にして、1年ごとに年会費が請求されます。つまり、「毎年同じ月」に請求される仕組みです。

たとえば、6月にゴールドカードを発行した場合、翌年以降も6月に年会費が発生します。これはPayPayゴールドカードでも同様で、公式サイトでも明記されています。

年会費は、通常のショッピング利用と同じくクレジットカード請求として、指定の口座から自動引き落としされます。つまり、カード利用明細に年会費という項目が含まれる形になります。

たとえば、PayPayカードであれば「年会費（ゴールド）」などの項目で、請求月の明細に表示されるようになります。これにより、支払い漏れが起こらず、口座残高だけ注意していればOKです。

PayPayカードゴールドの年会費は、11,000円（税込）です。初年度から年会費がかかりますが、条件によりポイント還元率の上昇や特典サービスの利用で実質的な元が取れるケースもあります。

また、年会費の請求は、カード発行の翌月請求分から発生する仕組みが一般的です。たとえば5月発行なら、6月請求で引き落とされるケースが多く見られます。

PayPayカードに限らず、ゴールドカードによっては、年間利用額によって年会費が無料または割引になる特典を設けている場合もあります。

PayPayゴールドカードでは、明確な無料条件は設けていませんが、Yahoo!ショッピングやPayPayモールでのポイント還元率がアップするなどのメリットがあります。これらの特典を活用することで、年会費以上の価値を享受できるかもしれません。

年会費は「日割り計算されない」のが一般的です。つまり、請求月をまたいで解約しても年会費は返金されないケースがほとんどです。

したがって、解約を考えている場合は、年会費請求のタイミングの前に手続きを行うことが大切です。PayPayカードでもこのルールは適用されるため、注意しましょう。

ゴールドカードの年会費は、カード発行日を起点に年1回、クレジット請求として引き落とされるのが一般的です。PayPayカードもこのルールに従っており、年会費のタイミングは「発行月ベース」で決まります。

メリットや特典を上手に活用し、年会費以上の価値を引き出すことがゴールドカードの賢い使い方です。自身の利用状況を見直し、無駄なく運用する参考にしてください。