クレジットカードやETCカードを解約した後でも、思いがけず請求が届くことがあります。特に「iD利用料金」や「年会費」に関する通知に驚く方も少なくありません。今回は、dカード・ETCカードを解約したのに請求が届いた理由とその対処方法について解説します。
解約後にも請求が届く理由
クレジットカードや付帯サービスを解約しても、利用履歴や年会費などの請求が後から発生するケースがあります。代表的な理由として、以下が挙げられます。
- 解約日以前の利用料金:解約前にiDなどを使った場合、その支払いが後日請求されます。
- 年会費の発生タイミング:解約日によっては、次年度の年会費が発生する場合も。
- ETCカードの遅延課金:高速道路利用時に料金確定が遅れ、解約後に請求が届くことがあります。
実際の事例:解約後の550円の請求の正体
例えば、3月16日にdカードを解約し、5月に「ドコモご利用料金/iD 5月分 550円」の通知が届いた場合、以下のような可能性が考えられます。
「iD」利用時の支払タイミングが月末締めで翌々月請求という仕組みであることが多いため、3月中の利用が5月に請求されるケースです。
また、解約が反映されるまでにタイムラグがあり、年会費や継続課金の一部が誤って請求されていることもあります。
請求内容を確認する方法
不明な請求がある場合は、以下の方法で確認できます。
- dカード会員サイトやアプリで利用明細を確認する。
- dカードサポートセンター(0120-300-360)に問い合わせる。
- ドコモショップで直接確認してもらう。
特にiDの利用履歴やETCの通行履歴は明細を見れば判別しやすいため、まずはオンラインで確認してみましょう。
返金・取消しの可能性と対応策
万が一、不当な請求だと感じた場合は、以下の対応を検討しましょう。
- サポート窓口で解約後の請求である旨を伝える。
- 返金が可能か、年会費日割り対応の有無を確認する。
- メールや郵送物も保管して証拠として提示する。
丁寧に問い合わせれば、返金対応されるケースも多く見られます。
今後の対策:解約時のチェックリスト
今後同じようなトラブルを避けるために、カード解約時には以下のポイントを確認しておきましょう。
- 付帯サービス(iD、ETC、家族カードなど)も一括で停止する。
- 最後の利用日と締め日を把握しておく。
- 明細確認を1~2ヶ月は継続する。
特にiDのような電子マネーは、残高と請求が紐づいていないため注意が必要です。
まとめ:不明な請求は落ち着いて確認を
カード解約後に届く請求は、実際に利用したサービスや年会費であることがほとんどです。慌てずに利用明細や契約情報を確認し、必要に応じてサポートに問い合わせましょう。正しく理解しておけば、トラブルの予防にもつながります。
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