スマホやパソコンから三井住友銀行の口座を開設しようとした際に、SMS認証がうまくいかず、手続きが先に進まないといったトラブルに直面する方は意外と多いようです。特に「SMSが届かない」「認証コードが表示されない」といったケースは、設定や端末環境の見直しで改善する可能性があります。この記事では、三井住友銀行のSMS認証が届かない主な原因とその対処法を解説します。
SMS認証が届かない主な原因とは?
SMSが届かない原因は、単に「携帯番号が間違っている」だけではありません。以下のような技術的または設定上の理由も考えられます。
- 端末のSMS受信設定がオフになっている
- キャリアの迷惑メッセージフィルターにブロックされている
- SIMが正しく挿入されていない、またはデュアルSIMの設定ミス
- 電波が弱い、機内モードが有効になっている
- 通信事業者のネットワークトラブル
また、格安SIM(MVNO)や海外で購入したスマホでは、まれに国内銀行のSMS認証が受け取れないケースも報告されています。
SMS認証トラブルを解消する対処法
まず、確実に確認しておきたいポイントを以下に整理しました。
- 電話番号が正しく入力されているか
- SMS受信拒否設定やフィルター機能をオフにする
- 「+81」形式で国際電話番号になっていないか確認
- 端末を再起動し、再度リトライしてみる
- 機内モードやデータ通信制限を解除する
特に、SMSの受信設定はキャリアごとに違いがあるため、ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれの公式サイトでSMS受信可否を確認しましょう。
キャリア・端末ごとのチェックポイント
たとえば、auの場合は「迷惑メッセージおまかせ規制」が初期設定で有効になっており、自動的にSMSをブロックすることがあります。
ドコモでは「ドコモメール」とSMSの違いに注意が必要です。SMSは電話番号宛に届きますが、spモードメール(@docomo.ne.jp)は別物です。端末設定で「SMSのみ表示」にしていると、見逃すこともあります。
iPhoneでは「メッセージ」アプリの中にある「不明な送信者をフィルタ」機能をオフにしておくと、SMSの取りこぼしが減ります。
どうしても届かない場合の相談窓口
それでもSMSが届かない場合は、三井住友銀行の口座開設サポートセンターへの問い合わせが有効です。電話やチャットで対応しており、本人確認の別手段を提示してもらえることもあります。
また、郵送や店頭での口座開設に切り替えるという選択肢もあります。スマホアプリが不具合を起こしている可能性がある場合は、別の端末やブラウザからのアクセスも試してみてください。
実際のユーザー体験:SMSが届かなかったが解決した事例
ある利用者は、格安SIM(IIJmio)を使っていたため、SMS認証がうまく届かないという問題に直面しました。原因は「バンドの非対応」とSMS受信の遅延でした。
このケースでは、別のスマホ端末で同じSIMを使って再試行したところ、SMSが正常に届きました。端末による差異もあるため、複数の方法で試すことが効果的です。
まとめ:設定と環境を見直すことで解決するケースが多い
三井住友銀行のSMS認証が届かない原因は多岐にわたりますが、環境設定や端末状態の見直しで改善される場合がほとんどです。焦らずに1つずつチェックし、必要に応じてサポートセンターに相談してみましょう。
「SMSが届かない=詰んだ」ではありません。冷静に対処すれば、口座開設は十分可能です。
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