社会人2年目・実家暮らしでも貯金ゼロ…車持ち生活を見直して貯め体質に変わる方法

貯金

社会人として働き始めて2年目、実家暮らしであっても「貯金がゼロ」というのは決して珍しい話ではありません。しかし、将来に備えるためにも早めに「お金が残る仕組み」を作ることが大切です。今回は、毎月の支出と向き合いながら、実際に貯金体質へと変えていく方法を解説します。

まずは収支の見直しから:月20万円の内訳を整理

ご本人の支出内訳は以下のとおりです。

  • 家に入れるお金:3万円
  • 車関連(ローン、駐車場、保険、ガソリン):7万円
  • 外食費:3万円
  • 交際費:2万円
  • 趣味:2万円
  • 衣服・美容:1万円
  • 交通費:5000円

合計で18万5千円。確かにこれでは貯金がほぼできない状況です。特に目を引くのは車関連費の7万円。この項目だけで支出の35%を占めています。

貯金ゼロを脱却するには「固定費の削減」が鍵

支出を減らす方法には2つあります。固定費を下げるか、変動費を意識して減らすかです。その中でも、固定費は毎月継続的に発生するため、見直すとインパクトが大きくなります。

車が趣味という気持ちは大切ですが、ローンや維持費を含めた7万円は大きな負担です。もし手放せば、一気に5万円以上の余裕が生まれます。代替手段としてはカーシェアリングやレンタカーなども検討できます。

無理なく削れる変動費の見直しポイント

例えば、外食費3万円という金額は一人暮らしの食費並みです。これを週に1回自炊に切り替えるだけでも月数千円〜1万円近くの節約になります。

また、交際費や趣味に充てている月4万円も「回数を月1回減らす」「サブスクを解約する」など、負担を感じずに圧縮できるポイントがあります。美容や服飾も年単位で予算管理するのが効果的です。

おすすめの「先取り貯金術」で確実にお金を残す

毎月貯金ができない人におすすめなのが、先取り貯金です。給料日直後に、1万円でも自動で別口座に移してしまえば、残りのお金で生活をやりくりする習慣がつきます。

また、支出管理アプリを使えば、自分のどの項目に使いすぎているかがひと目でわかり、行動改善にもつながります。

車を持ち続けるべきか?判断ポイント

車が好きで持ち続けたい気持ちは尊重すべきですが、冷静に判断するためのポイントは次の通りです。

  • ローン残債がどれくらいか
  • 通勤など生活必需かどうか
  • カーシェアや公共交通機関との比較

「趣味としてどうしても維持したい」なら、別の支出を抑える覚悟が必要です。「将来のためにまずは貯金を作る」という視点であれば、いったん手放す判断も視野に入れるべきです。

まとめ:今こそ家計を整えるタイミング

貯金がゼロという状態は、多くの人が社会人初期に直面する課題です。ですが、収支を見直し、固定費・変動費のコントロールと「先取り貯金」を組み合わせることで、確実にお金は残せるようになります。

特に車の維持費という大きな固定支出に向き合うことで、未来の選択肢がぐっと広がります。自分にとっての優先順位を明確にし、貯める力を育てていきましょう。

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