夫婦収支29万×2+扶養内パートで子4人。38万円では貯金できない?家計改善と夫婦コミュニケーション術

家計、節約

夫婦ふたりの手取り29万円と扶養内でパートされている奥様、さらに子ども4人(うち1名独立)という家庭で、月38万円の収入では赤字になると感じるのは当然です。今回は家計管理の工夫と夫婦のコミュニケーション改善について、実例を交えてわかりやすく整理します。

家計収支の現状を“見える化”する

まずは毎月の支出をカテゴリ別に細かくチェックしてみましょう。食費10万円、住宅ローン10万円、光熱費や教育費、車関連費、保険など、大項目から開始し、細分類していくと無駄や調整ポイントが見つかりやすくなります。

家計簿歴10年以上という記録は強力な武器です。過去の黒字月と赤字月を比較することで、改善のヒントも得られます。

支出削減案と優先順位の整理

例えば、食費10万円の内訳に注目して、まとめ買いや冷凍庫活用、特売利用などで年間数十万円の節約が可能です。

保険や通信費の見直し、固定費の再契約も効果的です。支出の“優先度”を夫婦で共有し、譲れない項目と見直し対象を分けるコミュニケーションが重要です。

夫婦で協力する収入増プラン

奥様のパート収入は“小遣い”ではなく、家計に貢献するものとして扱いを改めることで、ご主人の理解も進みやすくなります。

ご主人が土日や空き時間に副業したくない気持ちも尊重し、代わりに時間がある人が収入補填を担う「共同プラン」を設けると解決の糸口になります。

コミュニケーションが家計改善の第一歩

「収支表を出せ」とキレる態度から、子育てや生活の状況に寄り添い、感謝を共有するアプローチへ切り替えると、夫婦間の協力体制が築きやすいです。

感情的な対話を避け、定期的に「家計ミーティング」を設けることで、問題点を客観的に話せるようになります。

実例:38万円でも赤字を解消した家庭の工夫

・食費:まとめ買い、特売、冷凍ストックで1〜2万円節約
・住宅費:変動金利見直しや借り換えで毎月数千円軽減
・教育・通信費:不要オプション解約などで月5,000〜1万円の節約

これらを積み重ね、38万円の中で支出を抑え、月1万円貯金に回すことが可能です。

まとめ:家計は“二人三脚”で築く

38万円の収入でも家計は改善できます。重要なのは
・支出の見える化
・削減優先度の整理
・収入・支出の共同目標設定
・感謝と協力のコミュニケーション
これらを夫婦で取り組むことで、赤字脱却への道が見えてきます。

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