ゆうちょデビットカードを使って買い物をしていた際に、暗証番号がわからずロックがかかってしまった経験がある方も多いかもしれません。今回は、そのような場合にネットで支払いができる一方で、店頭での支払いができない理由について解説します。
1. ゆうちょデビットカードのロックがかかる原因とは?
ゆうちょデビットカードを使用する際に、暗証番号を誤って入力することによってカードがロックされることがあります。これは、セキュリティ上の理由からカード会社が不正利用を防ぐために設けている仕組みです。通常、暗証番号を3回以上間違えると、カードが一時的にロックされます。
ロックがかかると、物理的な店舗での支払い(クレジットカード端末を使った支払い)はできなくなりますが、オンラインショッピングでは利用できることもあります。
2. ネットショッピングで使える理由
ネットショッピングで支払いができた理由は、主にオンライン決済時の認証方法が店舗でのものと異なるからです。ネットショッピングの場合、暗証番号を入力せずに、カード番号やセキュリティコード、場合によっては2段階認証を通じて決済が行われます。そのため、暗証番号がロックされていても、他の認証手段で支払いが完了する場合があります。
例えば、ZOZOなどのオンラインストアでは、カード情報が事前に登録されており、決済時に自動で引き落としが行われるため、暗証番号が必要ありません。これにより、カードがロックされた状態でも問題なく支払いができたのでしょう。
3. 店頭での利用に制限がかかる理由
一方で、店舗での支払いには暗証番号が必要です。店頭の端末では、カードをスワイプまたは挿入し、PINコード(暗証番号)を入力して本人確認を行います。このプロセスは、オンラインでの取引と違って、カード会社や加盟店が直接的にセキュリティ確認を行うため、暗証番号がロックされていると、決済が通らなくなります。
したがって、デビットカードがロックされていると、物理的な店舗での取引ができないという制限が発生します。
4. ロックを解除する方法
もし、暗証番号を忘れてロックされてしまった場合、ロックを解除するためには、通常、カードの発行元であるゆうちょ銀行に連絡を取り、本人確認を経て暗証番号の再設定を行う必要があります。オンラインバンキングやATMで手続きを行うことができる場合もありますが、銀行窓口での手続きが必要な場合もあります。
電話やインターネットで手続きができる場合もあるので、詳細はゆうちょ銀行の公式ウェブサイトやカスタマーサポートに問い合わせて確認しましょう。
5. まとめ:ゆうちょデビットカードの利用制限について
ゆうちょデビットカードがロックされてしまうと、店頭での支払いができなくなる一方、オンラインショッピングでは支払いが可能な場合があります。これは、店舗での決済が暗証番号を使った本人確認を必要とするのに対し、オンライン決済では他の認証手段が使用されるためです。
もし暗証番号を忘れてしまった場合は、ゆうちょ銀行に連絡してロック解除の手続きを行いましょう。また、デビットカードを使用する際は、暗証番号をしっかり覚えておくことが大切です。
コメント