奨学金の申請時に「通帳のコピーを提出してください」と言われたけれど、手元に通帳がない場合、どうすればよいか困りますよね。特にゆうちょ銀行を利用している場合は、他の銀行と違い通帳形式や提出書類の扱いに注意が必要です。この記事では、スマホで撮影・スキャンした通帳画像の使用可否や、代替手段について詳しく解説します。
📄奨学金申請で通帳コピーが必要な理由
奨学金の給付・貸与において、振込先口座の正確性を確認するために通帳のコピーが求められます。特に「支店名・口座番号・口座名義」が確認できるページ(ゆうちょなら見開き1ページ目)が対象です。
これは振込ミスや申請書との情報不一致を防ぐための確認書類で、原則コピーでの提出が指定されています。
📱スマホで撮った画像を印刷して提出できるのか?
多くの奨学金機関では、「コピー」とは必ずしもコンビニ等での紙コピーに限らず、スマホで撮影・スキャンした画像を印刷したものも受け付けているケースがあります。
実際、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)も、「必要な情報が鮮明に印刷されていれば問題ない」としています。ただし、写真がぼやけていたり、加工されたような画像はNG。口座名義・番号がはっきり読み取れることが絶対条件です。
📌手元に通帳がない場合の代替手段
- 家族に通帳を撮影してもらい、画像を自分のスマホに送って印刷
- ゆうちょダイレクト(Web通帳)を利用して画面キャプチャを印刷
- 通帳再発行(有料)を郵送・窓口で依頼
たとえば「通帳が親元にある」という場合は、家族にスマホで撮ってもらい、PDFや画像として送ってもらえばOK。その際、反射や影が入らないようにする工夫が必要です。
🔍実際の提出書類のOK/NG例
✅OK例:
・スマホで撮影→A4用紙に印刷(文字が明瞭)
・PDFでスキャン→印刷して提出
❌NG例:
・一部が切れていて口座番号が不明
・反射で名義が読めない
・口座情報が手書きされている
「印刷して提出する=紙にして提出」という原則を守れば、コピーの取得方法(スマホか複合機か)は柔軟に認められることが多いです。
💡提出前にやっておきたいチェックリスト
- □ 支店名・記号番号・名義が写っているか
- □ 名義は申請者本人か
- □ 印刷が薄くないか、ピンボケしていないか
- □ 必要ページ(見開き1ページ目)が正しくコピーされているか
心配な場合は、提出先に「スマホ画像印刷でも良いか」確認を取るのが確実です。
🔚まとめ
・通帳コピーの提出は、スマホで撮った画像でも印刷すればOKな場合が多い
・ゆうちょ通帳は見開き1ページ目が対象、情報が鮮明に写っていることが重要
・手元にない場合は家族に撮ってもらう、Web通帳画面を使うなどの対処が可能
・不安な場合は提出先へ事前確認を取ろう
ちょっとした工夫で、通帳が手元にない場合でも安心して奨学金申請ができます。焦らず、正確な情報を提出しましょう。
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