月2〜3万円で、食費・日用品・おやつ代をまかなうことは簡単ではありませんが、工夫と知恵次第で実現可能です。特に車がない、子どもがいる、洗剤などの消耗品も含まれるという状況では、無理のない現実的な節約がカギとなります。この記事では、小4のお子さんと2人暮らしで、1日2食、おやつありという条件下での具体的な節約方法を紹介します。
1. 予算を細かく分けて可視化する
まずは予算を大きく3つに分けて管理しましょう。
- 食費:18,000円
- 日用品費:6,000円
- おやつ代:6,000円
合計で30,000円。これを毎週で分けると、1週間あたり7,000〜7,500円になります。週単位で予算を設定することで、使いすぎ防止になります。
2. 食費節約の基本は「ご飯・卵・もやし・冷凍野菜」
1日2食×2人=1週間で28食。この中で一番安定して安く済むのが以下のような食材です。
- お米(5kgで1,800円前後。約1ヶ月分)
- 卵(10個で200〜300円)
- もやし(1袋30円前後)
- 冷凍うどん(5食200円前後)
- キャベツ・人参・玉ねぎ(1玉で複数日使える)
これらをベースに、週に1回〜2回の「ボリュームおかず(鶏むね肉、豆腐、ひき肉)」を組み合わせます。
例:もやし卵炒め、うどん+温野菜、豆腐そぼろ丼など。
3. おやつは「手作りor業務スーパー&ドラッグストア活用」
おやつは習慣になっている以上、無理にやめずにコスパ重視に切り替えましょう。
- 業務スーパーで購入できる「大容量ビスケット」や「1本10円のチョコ棒」
- ドラッグストアの98円均一コーナーを活用
- 手作りホットケーキやレンチン蒸しパン(ホットケーキミックス使用)
月1,000〜2,000円で1ヶ月分のおやつを準備することも可能です。
4. 日用品は「まとめ買いせず、今月必要な分だけ買う」
今月必要な日用品が多い場合、次のように割り切って買います。
- 洗剤:ジェルボールではなく、液体の詰め替え(300円前後)
- 漂白剤:キッチン用・洗濯用共用で安価なもの(100円ショップでも可)
- クエン酸:100gずつで安価に
- スープの素:業務スーパーで中華スープの素や味噌の業務用を1袋購入
なるべくドラッグストアの「ポイント5倍デー」「10%オフクーポン」も活用してください。
5. 車なしなら「徒歩圏のスーパー」「ネット・宅配のスポット利用」を併用
車がない場合は、重いもの・かさばるもの(米、洗剤、調味料など)を次の方法で買うのがおすすめです。
- Amazon定期便:重たいものは送料無料で届けてくれる
- 楽天西友ネットスーパー:5000円以上で送料無料(地域限定)
- 徒歩圏内の安売りスーパーを曜日ごとにチェックしておく
週1で「一番安い店だけに寄る」と決めることでムダ買い防止にも繋がります。
6. 冷凍保存・常備菜を駆使してロスを防ぐ
一人暮らしや少人数世帯は食材を使い切れずに捨てがちです。対策として。
- 人参は細切りして冷凍
- キャベツはカットして冷凍
- ひき肉は炒めて「肉味噌」「カレー」などにして冷凍保存
「とりあえず冷凍しておく」クセをつけることで、買い足しを減らせます。
まとめ:節約のカギは“割り切り”と“ルール化”
月2〜3万円でのやりくりは、「これは今月買う」「これは来月回す」といった計画性と、「このメニューでいく」「この店にしか行かない」といったルール作りが鍵です。
無理なく、でも妥協せずに、限られた予算の中で子どもとの日々を大切にできるような節約スタイルを目指しましょう。
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