介護保険料の計算と配偶者の収入が与える影響について

介護保険料は、年齢や世帯収入などによって計算され、特に65歳以上になると、個人で支払うようになります。今回は、夫婦での介護保険料の支払いについて、具体的な計算方法や影響を詳しく解説します。

1. 65歳以降の介護保険料の支払い方法

65歳以降、介護保険料は夫婦の収入によって計算されます。質問者様のように、夫が65歳以降も勤務を続ける場合、夫の収入が介護保険料の計算に影響を与えます。ただし、妻が扶養に入っている場合でも、妻自身が介護保険料を支払うことはありません。

夫が65歳を迎えた年からは、収入に基づいて介護保険料が決定されます。したがって、質問者様の夫の場合、来年（64歳の収入）に基づいて介護保険料が計算されることになります。この際、収入が増えると保険料が増加する可能性があるため、収入状況をしっかり把握しておくことが重要です。

妻が一般口座で株を保有しており、売却益がある場合、その利益は確定申告に影響を与え、収入として扱われることがあります。この場合、配偶者控除から外れることになりますが、介護保険料に直接的に影響を与えることはありません。ただし、配偶者控除から外れることで、税金やその他の控除の影響が出る場合があります。

介護保険料の計算には夫婦の収入が大きく影響します。妻が株の売却益を得た場合、それが確定申告に影響を与える可能性があることを理解し、収入の変動が介護保険料にどう影響するかを把握しておくことが大切です。