「PayPay」で未確認送金されたお金を受け取ったら“マネーライト”扱いになる?残高種類と注意点を整理

電子マネー、電子決済

友だちから「PayPayで送金したよ」と言われて受け取ったお金が「PayPayマネーライト」になってしまっていて、「私は本人確認済みなのに」「相手が本確認済んでないから?」と不安になるケースがあります。この記事では、PayPayにおける残高の種類・送金の仕組み・受け取り後に自分がどう動くべきかをわかりやすく解説します。

PayPay残高の種類と「マネー」と「マネーライト」の違い

PayPayには主に「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」という残高の種類があります。
本人確認(eKYC)済みの場合はマネー、未確認・または特定チャージ方法の場合はマネーライトとなることがあります。([参照](https://paypay.ne.jp/help/c0048/))

マネーの特徴は「銀行口座への出金」「送金」「税金・公共料金の支払い」など広範に使える点。一方、マネーライトはそのような出金機能や一部の支払いには制限があります。([参照](https://paypay.ne.jp/help/c0377/))

送金されたお金を受け取ったとき、残高の種類はどう決まるか

残高の種類は、送金元のアカウントの状態・送金時のチャージ方法など、複数の要因によって決まります。例えば、送金元が本人確認未完了のアカウントであったり、クレジットチャージなどを使った送金だった場合、受け取った金額がマネーライト扱いとなる可能性があります。([参照](https://appllio.com/paypay-send-money-trap))

また、送金元がマネー残高から送った場合でも、受け取り側が確認済みでも“その送金分”がマネーライトのままである仕様があります。([参照](https://otoku.awaisora.com/986a2e0b-46b6-47d0-94af-8a3b07a8dd1a/))

実例:友だちから送金されてマネーライトになってしまった場合

例 ①:友人A(本人確認未済)から1万円送金→あなた受け取る。あなた自身は本人確認済み。
この場合、送金元Aの残高種別がマネーライト扱いだった可能性が高く、あなたの受け取り後の残高もマネーライトとなる可能性があります。

例 ②:友人B(本人確認済み)から送金。あなたも本人確認済み。
この場合、多くのケースで「マネー」扱いとなる可能性が高いですが、チャージ元や送金方法によってはマネーライト扱いになることもあり得ます。

「受け取ってから別の人に渡す」場合の注意点

あなたが受け取った残高がマネーライトのままだと、そのまま別の人に送金しても“マネーライト”として扱われ、出金や一部の支払いに使えないなどの制限を受ける可能性があります。これが「あなたが本人確認済みか/相手が本確認済みか」にかかわらず起こることがあります。([参照](https://appllio.com/paypay-send-money-trap))

つまり「私は本人確認済みなのでマネー扱いになるだろう」と思っても、実際にはマネーライト扱いの残高をそのまま別に送った場合、受け取り側にも制限がかかるという点に注意が必要です。

受け取り側・送金側それぞれが取るべき対策

■ 受け取り側としてできること:
・送金する友だちが本人確認済みか確認する。
・受け取った後に残高の「内訳・出金」画面でマネー/マネーライトを確認する。
・マネーライトだった場合、無理に他者に送らず、自分の支払いで使い切るなど使い方を限定する。

■ 送金側としてできること:
・送金前に自分のチャージ方法が「銀行口座」「ATM現金チャージ」などマネー扱いになる方法か確認。(クレジットチャージだとマネーライトになることがあります)([参照](https://paypay.ne.jp/help/c0377/))
・本人確認を早めに完了しておく。

まとめ

PayPayで友だちから送金されたお金を受け取り、それをさらに別の人に渡す場合、残高が「マネーライト」扱いとなってしまうかどうかは、**送金元の状況・チャージ方法・あなたのアカウント状況**などに左右されます。自身が本人確認済みでも、受け取った残高がマネーライトの場合、そのまま次の人へ送るとマネーライトとして送られるため、出金や一部の支払いに制限が出る可能性があります。

特に“受け取り →別の人に渡す”という流れを考えている場合は、送金元の確認・残高種別の確認・必要ならマネー扱いとなるチャージ方法を利用するなど、慎重に手続きを進めましょう。

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