PayPayの無料プランを使う際の費用は?手数料や出費の実態をわかりやすく解説

電子マネー、電子決済

スマホ決済が日常に浸透する中で、個人事業主や小規模店舗の間でも導入が進むPayPay。特に「無料プラン」はコスト面でのハードルが低く、はじめてキャッシュレス決済を導入する事業者にとって魅力的な選択肢です。しかし、無料といっても「本当に完全無料なのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

PayPay無料プランの基本的な仕組み

PayPayでは事業者向けに「PayPayマイストア ライトプラン(無料)」が提供されています。このプランでは、月額利用料や初期費用が完全無料で、QRコード決済を導入するだけなら費用は一切かかりません。

アプリからの申し込みも簡単で、審査を通過すれば即日からでもPayPayでの支払いを受け付けることができます。スタートアップや小規模事業者にも導入しやすいプランです。

決済手数料はかかるのか?

気になる決済手数料については、2025年9月30日までは0%と明言されています。ただし、これは期間限定のキャンペーンであるため、将来的には有料に切り替わる可能性があります。

また、キャンペーン終了後は決済金額の1.60〜1.98%(税別)の手数料が発生する見込みとされています。今後も継続的に無料で使いたい場合は、公式からの案内を随時確認しましょう。

振込手数料はかかるのか?

PayPayで受け取った売上金を銀行口座に出金する場合、「振込手数料」が発生します。以下のように金融機関によって異なります。

金融機関 振込手数料
PayPay銀行 無料
その他の銀行 1回あたり105円(税込)

つまり、PayPay銀行を振込先に設定すれば手数料を回避できます。頻繁に出金する方にはおすすめの方法です。

オプション機能には有料のものも

無料プランでは使えない有料機能もいくつか存在します。たとえば「PayPayマイストア(プレミアムプラン)」では、店舗のページをカスタマイズしたり、販促機能を強化することが可能です。これには月額1,980円(税込)がかかります。

また、レジ連携やPOSシステムとの接続には別途費用がかかるケースもありますので、必要に応じて検討しましょう。

PayPay導入にあたっての注意点

導入自体は無料かつ簡単ですが、以下のような点には注意が必要です。

  • 決済手数料無料はあくまで期間限定
  • 出金手数料は口座によって変わる
  • 無料プランでは利用できない機能もある

導入後の運用コストも視野に入れつつ、ビジネスに合った使い方をすることが大切です。

まとめ:PayPay無料プランは基本無料だが、細かい費用に注意

PayPayの無料プランは、初期費用・月額費用・期間限定の決済手数料が無料という点で、導入のハードルが低く魅力的です。ただし、振込手数料や将来的な手数料有料化の可能性を踏まえておく必要があります。

現時点では「商品以外の出費はゼロに近い」といえますが、より有利に活用するためにはPayPay銀行口座の利用や、事前の機能確認がおすすめです。

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