楽天カードを利用していると、翌月の請求予定額が突然増えていたり、明細に見覚えのない利用が追加されていたりすることがあります。特に月末や月初に確認した請求額が、数日後に増えていると「何が追加されたのか?」と疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、楽天カードアプリで新たに追加された利用明細を簡単に確認する方法を解説します。
楽天カードの「請求予定額」は常に変動する
楽天カードアプリでは、翌月請求予定額が常に最新情報に更新されていきます。これは、売上データが加盟店から楽天カードに届くタイミングによって反映のタイムラグが生じるためです。
たとえば、実際に買い物した日が月末(例:7月29日)であっても、加盟店が楽天に売上確定データを送信するのが8月2日であれば、その金額は後から翌月請求に追加されます。このため、「日付は7月29日のままなのに、金額だけが増えた」という状況が起きるのです。
何が追加されたかを簡単に確認する方法
楽天カードアプリ内の「ご利用明細」には、最新の利用情報が時系列で表示されますが、日付の並び順が実際の売上確定順でないため見逃しやすくなっています。そこで活用したいのが以下の手順です。
- アプリのトップ画面から「ご利用明細」を開く
- 右上の「絞り込み」ボタンをタップ
- 「ご利用日」ではなく「売上確定日」の降順に並べ替える
この方法で表示すれば、どの明細が新しく追加されたのかが一目でわかるようになります。
明細を保存・比較して差分を確認する裏技
日々の請求金額の変化を正確に追跡したい場合は、次の方法もおすすめです。
- アプリで「ご利用明細」をスクリーンショットで保存しておく
- 数日後にもう一度同じ操作をして保存
- 画像を比較して新たに表示されている利用がないかを確認
また、家計簿アプリ(例:MoneyForward ME)と連携している場合は、更新履歴に新しい取引が表示されるので、そちらで追跡することも可能です。
実際の明細追加パターンの具体例
以下はよくあるパターンの一例です。
7月29日:コンビニで2,000円利用 → アプリで即日反映され合計請求額が更新される
7月30日:ネット通販で5,000円決済 → 加盟店の売上処理が8月3日 → 7月30日付けで明細追加、しかし請求額は8月3日に変化
このように、利用日と売上反映日にズレがあるため、「いつ追加されたか」が非常にわかりづらいのです。
楽天e-NAVIの併用も便利
楽天カードアプリだけでなく、楽天e-NAVI(Web版)でも同様に明細を確認できます。e-NAVIではCSV形式で明細をダウンロードできるため、Excelなどで比較することで差分を明確にチェックできます。
ビジネスや家計簿用途で明細管理をしている方は、e-NAVIの活用も視野に入れましょう。
まとめ:明細は「売上確定日」で追うのがコツ
楽天カードアプリでは、日付ベースの明細確認だけでは新たに追加された取引がわかりづらいため、「売上確定日」の並び替え表示を活用しましょう。また、スクリーンショット比較や家計簿アプリの活用、e-NAVIの併用などで補完すると、より正確な請求管理が可能になります。
意図しない請求を見逃さないためにも、定期的なチェックと仕組み化が大切です。
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