最近話題になっている「ことら送金」は、電話番号やメールアドレスだけで送金できる便利な新サービスです。三井住友銀行でもこのサービスを利用できますが、話題のOliveアカウントへの切り替えが必要なのかどうか、混乱している方も少なくありません。この記事では、ことら送金の利用条件や、通常口座とOliveアカウントの違いについて詳しく解説します。
ことら送金とは?特徴とメリット
「ことら送金」は、全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)により提供される新しい送金サービスです。主な特徴は次の通りです。
- 電話番号やメールアドレスだけで送金可能
- 送金手数料が無料(参加金融機関により異なる)
- 即時着金で利便性が高い
特に個人間の少額送金に便利で、今後の主流になりつつあります。
三井住友銀行のことら送金対応状況
2023年10月より、三井住友銀行はことら送金に正式対応しています。ただし、ことら送金が使えるのは「Oliveアカウント(SMBCダイレクトアプリ対応)」に限られています。
従来のキャッシュカード型普通預金口座をお持ちの場合、そのままではことら送金機能は使えません。
Oliveアカウントとは?
Oliveアカウントは、三井住友銀行が提供する新しいバーチャル・デビット一体型の総合口座です。
- SMBCデビット・クレジットカード機能と一体
- アプリでの送金や資産管理が簡単
- ことら送金などの新機能に対応
アプリでの利便性を追求した設計で、若年層やスマホユーザーに特に人気があります。
既存の三井住友銀行口座でことら送金を使いたい場合
従来のSMBC口座を利用していて、ことら送金を利用したい場合、次の対応が必要です。
- Oliveアカウントへの切り替え(無料)
- SMBCダイレクトアプリのダウンロードと設定
- ことらIDの登録(電話番号やメールアドレス)
店頭でも切り替え手続きは可能ですが、アプリ上からでも簡単に申し込み可能です。
切り替えによるデメリットは?
Oliveアカウントに切り替えることで次のような点に注意が必要です。
- 従来のキャッシュカード型口座が使えなくなる
- デビット一体型のカードが郵送される
- 一部、従来のATMサービスとは仕様が異なる
ただし、大半のユーザーにとっては利便性の向上と捉えられるケースが多いです。
まとめ:ことら送金を使うならOliveアカウントがおすすめ
三井住友銀行でことら送金を利用するためには、Oliveアカウントへの切り替えが必要です。従来の普通口座では非対応のため、アプリ利用や新しい送金サービスを活用したい場合は、早めの切り替えがおすすめです。
これからキャッシュレス時代をより快適に生きるために、ことら対応口座を活用してみてはいかがでしょうか。
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