海外旅行や出張時にクレジットカードを使う機会が増えていますが、気になるのは「実際にどれくらい手数料がかかるのか」という点です。今回は、バンコクで1万円相当の買い物を三井住友VISAゴールドカードで行った場合を例に、為替レートや手数料の仕組みについて詳しく解説します。
海外でクレジットカードを使うと何が発生する?
海外でのクレジットカード決済では、現地通貨(バーツ)での支払いを、日本円に換算する際に為替手数料が加算されます。三井住友VISAゴールドカードの場合、為替レートに約2.2%(VISAブランドの標準手数料)が上乗せされます。
例えば、2025年現在のレートが1バーツ=4.1円程度と仮定し、1万円の買い物であれば約2,439バーツ。そこに為替手数料が加わり、実際の請求額は約10,220円ほどになります。
為替レートと手数料の計算例
項目 | 内容 |
---|---|
現地支払い額 | 2,439バーツ |
為替レート | 1バーツ = 4.1円 |
円換算前 | 10,000円 |
VISA為替手数料 | 2.2%(約220円) |
請求額合計 | 10,220円 |
このように、カードを使うと知らぬ間に数百円の手数料がかかることが分かります。
為替手数料を抑えるコツ
為替手数料は完全に避けることはできませんが、以下の方法で節約が可能です。
- 両替手数料よりクレカ手数料が低いことが多いため、現地ATM引き出しよりカード払いが有利
- できるだけ日本円ではなく現地通貨(バーツ)で決済する
- 外貨キャッシュバックキャンペーンなどを活用する
なお、店頭で「日本円で払うか?」と聞かれても、必ず「バーツでお願いします」と答えるのが鉄則です(ダイナミック・カレンシー・コンバージョンは手数料が高い)。
三井住友VISAゴールドの海外利用のメリット
三井住友VISAゴールドカードには、海外旅行保険が自動付帯しているほか、現地での不正利用にも補償があります。手数料は他の一般カードと同程度ですが、サポートの充実度や補償内容では安心感があります。
また、海外利用分に対してVポイントがたまるのも嬉しいメリットです。
まとめ:1万円の買い物なら手数料は約200円〜300円程度
バンコクで三井住友VISAゴールドを使って1万円相当の買い物をした場合、為替手数料はおおよそ2.2%、つまり220円前後が上乗せされます。正確な金額は利用日の為替レートに依存しますが、手数料の範囲を理解しておけば安心してカード決済ができます。
クレジットカードを活用することで、安全かつスマートな海外ショッピングが楽しめます。支払い時の通貨選択やレートの確認を意識するだけでも、無駄なコストを防げるでしょう。
コメント