PayPayのおこづかいキャンペーンでは、送る側・受け取る側双方にポイントが付与されるチャンスがあります。しかし、上限や条件が複雑で、「思ったよりポイントが少ない」と感じる方も少なくありません。この記事では、特にソフトバンクユーザー同士で送金した場合のポイント付与ルールを、具体的に解説します。
おこづかいキャンペーンの基本ルールをおさらい
PayPayおこづかいキャンペーンでは、一定の条件を満たすと最大10%相当のPayPayポイントが付与されます。対象は本人確認済のユーザー同士で、主に以下の2パターンがあります。
- 送る側:毎月最大250ポイント
- 受け取る側:本人確認済+ソフトバンク・ワイモバイルユーザーである場合、最大500ポイント(各条件250ポイントずつ)
一見すると「250+250=500ポイント」が受け取れるように思えますが、実際は少し事情が異なります。
受け取り側の「本人確認済み」と「ソフトバンクユーザー」の重複について
受け取り側が「本人確認済」かつ「ソフトバンクまたはワイモバイルユーザー」であっても、それぞれの条件で個別に250ポイントずつが加算されるわけではありません。あくまで「どちらかの条件を満たせば250ポイント」という仕組みです。
つまり、重複しても合算されるのではなく、上限は合計で250ポイントに設定されています。
実際のポイントシミュレーション例
例えば、以下のような設定でおこづかいを送ったとします。
- 親:ソフトバンクユーザー・本人確認済み
- 子:ソフトバンクユーザー・本人確認済み
- 送金金額:3,000円
この場合のポイント付与は以下のようになります。
立場 | 条件 | 計算 | 上限 | 付与 |
---|---|---|---|---|
親 | 送金額×10% | 300円 | 250円 | 250円 |
子 | 受取額×10% | 300円 | 250円 | 250円 |
このように、子側が「本人確認済」かつ「ソフトバンクユーザー」であっても、上限はあくまで250ポイントであり、それ以上は加算されません。
ポイントが250円しかもらえない理由
「本人確認でも」「ソフトバンクでも」それぞれ条件を満たしているのに、なぜ250ポイントしかもらえないのか——これはキャンペーン設計上の「どちらか1つで250ポイントまで」という制限によるものです。
キャンペーンページや利用規約の注釈にも、「複数条件を満たしても上限は250ポイント」と明記されています。詳細はPayPay公式サイトを参照してください。
今後注意すべき点と活用のコツ
- 家族で送受金する場合、双方の条件をしっかり確認する
- ポイント上限を毎月しっかり把握して送金金額を調整する
- キャンペーン変更がある可能性もあるので最新情報をチェックする
また、条件を満たす送金は「PayPayマネー(チャージ済残高)」から行う必要があることも忘れずに。
まとめ:本人確認とソフトバンクの重複は「合算されない」
おこづかいキャンペーンでは、受取側が複数の条件を満たしていても、それぞれの条件ごとに個別にポイントが付与されるのではなく、合算して最大250ポイントというルールが適用されます。
思ったよりポイントが少ないと感じる場合は、この上限仕様が原因であることが多いため、事前にPayPayのキャンペーン詳細を確認しておくと安心です。
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