「つい使っちゃう」「貯金が続かない」そんな悩みは大人だけじゃありません。高校生でも収入があれば、お金の使い方を少し工夫するだけで自然と貯金体質に近づけます。今回は、月8万円稼ぐ高校2年生でも実践できる貯金のコツと金遣いを抑える習慣を紹介します。
まず最初にやるべきは「貯金のゴール」を決めること
ただ「貯金しよう」と思ってもモチベーションは長続きしません。まずは明確な目標を立てましょう。
- 1年で10万円貯めて新しいスマホを買う
- 大学進学までに30万円貯めたい
- 親に内緒で旅行に行くために貯金する
ゴールが決まれば「なんとなく使うお金」が「目的のために使わないお金」になります。
月8万円のうち「先取り貯金」で確実に残す
貯金が苦手な人ほどおすすめなのが「先取り貯金」です。
たとえば、月8万円のうち、最初に1万円を別口座に移してしまえば、残りの7万円の範囲でやりくりするクセが自然と身につきます。
例:給料が入ったら即1万円を“貯金用”口座に振り分ける → 残りで自由に使う
浪費癖に効く!お金を使いたくなったときの3つの質問
買い物したくなったときに「これは本当に必要?」と自分に問いかける習慣を持つだけでも浪費を防げます。
- これは今日絶対に必要?
- 似たようなものをもう持っていない?
- あと3日後でも欲しいと思う?
この3つの質問で80%以上のムダ遣いを回避できたという声もあります。
財布・口座を2つに分けて「使う用」と「残す用」に
貯金を意識するには、お金の「見える化」も効果的です。
- 財布の中に“使っていいお金”だけを入れる
- 使わないお金は銀行口座に保管
- 貯金用の口座はキャッシュカードを持ち歩かない
現金を管理しているなら「お小遣い封筒制」、スマホ決済なら「○○Payは使ってOK、クレカはNG」などルールを決めておくと失敗しにくくなります。
アプリや手書きで“支出記録”を始める
使ったお金を記録するだけで、「どこにどれだけ使ってるか」が分かり、浪費の傾向を可視化できます。
高校生でも使いやすいアプリには「Zaim」「OsidOri」などがありますが、ノートに手書きでもOK。大事なのは「記録する習慣」そのものです。
例:「コンビニで500円」「ゲーセンで2,000円」などを日ごとに書くだけ。
“ごほうび予算”も用意してストレスを減らす
節約だけだと逆にストレスが溜まり、ドカンと使ってしまう原因になります。そこで、月に1回の「自分へのご褒美」をあらかじめ予算化しておきましょう。
- 今月は2,000円まで自由に使っていい日を作る
- 好きなお菓子、ちょっと高めのゲームなど、メリハリをつける
「我慢」より「使い方の工夫」で楽しみながらお金を貯める方法が続く秘訣です。
まとめ
貯金を始めたいと思ったその気持ちが第一歩。高校生でも、ちょっとした習慣の工夫でお金は自然と貯まります。
ゴールを決めて先取りする/支出を記録する/財布や口座を分けるなど、小さな工夫の積み重ねで貯金体質は作れます。
「がんばらなくても続けられる仕組み」をぜひ今日から作ってみてください。
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