楽天カードのリボ払い途中で再度リボを利用する場合の返済シミュレーション方法とは?

クレジットカード

楽天カードのリボ払いを利用している最中に、再びリボ払いを追加で利用する場合、返済計画が複雑になることがあります。この記事では、途中から追加でリボ払いをする際の返済シミュレーション方法と注意点を、実際の設定例を交えて解説します。

リボ払いの基本:定額コースと手数料の仕組み

楽天カードのリボ払いには「リボお支払いコース」があり、毎月の返済額を3,000円、5,000円など定額で設定する仕組みです。この記事の前提では「3,000円」のコースが設定されています。

リボ払いの金利(実質年率)は通常15.0%前後で、未払い残高に対して日割りで手数料が発生します。そのため、返済額の多くが手数料に充てられ、元本がなかなか減らない点が特徴です。

途中から再度リボを利用する場合の影響

すでに10回払いのうち5回支払いを終えた時点で再度リボを使うと、追加された金額が元の残高に上乗せされ、リボの総残高が再計算されます。支払いは元のリボコースに従って3,000円ずつ継続されますが、元本・手数料の内訳が変化し、返済期間が延びる点に注意しましょう。

例えば、残りのリボ残高が15,000円あり、そこに新たに10,000円分の買い物をリボにしたとします。この場合、リボ残高は25,000円となり、3,000円ずつの返済では完済までに10ヶ月弱かかる計算になります。

返済シミュレーションのやり方

楽天e-NAVIには、リボシミュレーション機能が搭載されており、次のような入力で概算の返済期間や手数料総額が算出可能です。

  • リボ残高の合計(現在の残高+新たにリボにする金額)
  • お支払いコース金額(月額3,000円など)
  • 想定される金利(通常15.0%)

このシミュレーションにより、「追加リボをしたら何ヶ月で返済できるか」「どのくらい手数料がかかるか」が一目で分かります。

実例:現在のリボに加えて再リボした場合の計算例

・現在の残高:15,000円(10回中5回終了)
・新たに追加リボ:10,000円
・毎月返済額:3,000円
・年利:15.0%

⇒合計残高は25,000円。仮に金利を考慮しない単純計算では、約9ヶ月後に完済。ただし、金利を加味すると実際の返済回数は10〜11ヶ月前後に増える可能性があります。

実際の返済スケジュールは楽天e-NAVIにて確認可能です。

注意点:繰上げ返済や増額返済で期間短縮を

リボ払いは残高が増えるほど利息負担が増すため、追加でリボ払いを行う場合には、繰上げ返済や増額返済を活用するのが効果的です。

楽天e-NAVIから簡単に「今月だけ増額」「一部繰上げ」を申し込めるため、無理のない範囲で積極的に残高を減らすことで、手数料総額を減らすことができます。

まとめ:追加リボ時こそ返済計画を明確に

楽天カードのリボ払いを途中から再利用する場合、残高が合算されて返済期間が延びることが多く、手数料の総額も増える可能性があります。楽天e-NAVIのリボシミュレーターを活用し、正確な返済期間・利息負担を把握した上で計画的な返済を行いましょう。

また、返済能力に応じて繰上げ返済やコース金額の見直しを行うことで、無駄な利息支払いを回避することが可能です。

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