急な出費や大きな支払いのために、郵便局でまとまった金額を引き出す必要がある場面もあるでしょう。特に外出先の郵便局で現金を引き出したいとき、どんな手続きや書類が必要なのか不安になりますよね。本記事では、郵便局で高額(50万円以上)を引き出す際のポイントをわかりやすく解説します。
窓口で現金を引き出す基本的な条件
郵便局の貯金窓口では、通帳を使って口座から現金を引き出すことができます。通常の引き出しでは、以下のものが必要になります。
- ゆうちょ銀行の通帳
- 届出印(口座開設時に登録した印鑑)
- 本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)
本人が手続きする場合、原則としてこの3点が揃っていれば、どこの郵便局でも引き出しは可能です。
外出先の郵便局でも引き出せる?
結論から言うと、通帳・届出印・本人確認書類が揃っていれば、外出先の郵便局でも引き出し可能です。全国のゆうちょ銀行・郵便局の窓口で共通して利用できる仕組みとなっており、特定の支店に限定されることはありません。
ただし、混雑状況や現金の準備状況によっては、すぐに払い戻しできないケースもあります。高額の場合(特に100万円以上)には、事前連絡しておくとスムーズです。
本人確認書類についての注意点
本人確認書類として有効なものは以下の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証+補助書類(公共料金の請求書など)
本人確認ができない場合、引き出しが断られることがありますので、忘れずに持参しましょう。
代理人による引き出しは制限がある
本人ではなく、代理人が引き出す場合は、委任状の提出と代理人の本人確認書類が必要です。さらに、金額や取引内容によっては対応できないケースもあるため、事前に確認が必要です。
なお、2022年以降はマネーロンダリング対策の観点から、特に50万円以上の引き出しには本人確認がより厳格に実施されるようになっています。
現金の在庫にも注意!事前連絡がおすすめ
多くの郵便局では現金をある程度常備していますが、特に小規模な郵便局では多額の現金を取り扱っていないこともあります。
そのため、「50万円以上の現金を引き出したい」と考えている場合は、事前に該当の郵便局に電話確認を入れておくのが確実です。「●月●日の●時ごろに50万円の引き出しを希望」と伝えると対応がスムーズになります。
まとめ:通帳・印鑑・身分証が揃えばどこの郵便局でも引き出し可能
郵便局での高額引き出しは、通帳・届出印・本人確認書類の3点があれば、基本的にどの郵便局でも対応可能です。ただし、現金の準備や本人確認が厳しくなっている昨今、事前連絡や時間に余裕を持った行動が重要です。
外出先での引き出しでも、必要な持ち物さえ忘れなければ手続きできますので、当日は焦らず丁寧に準備しておきましょう。
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