郵便局に設置されているATMでは、ゆうちょ銀行の利用はもちろん、提携金融機関である三井住友銀行などのカードも使えます。しかし、手数料が発生するかどうかは金融機関や利用時間帯によって異なります。本記事では、ゆうちょ銀行と三井住友銀行のATM利用に関する手数料と注意点をわかりやすく解説します。
ゆうちょ銀行のATM利用:基本的に無料
ゆうちょ銀行の通帳やキャッシュカードを使って郵便局ATMで入出金する場合、平日・土日祝日問わず基本的に無料です。全国に約27,000台設置されており利便性も高いため、多くのユーザーに支持されています。
ただし、振込には金額や宛先により手数料が発生する場合があります。口座間の移動(送金)では条件によって無料枠もあるため、事前確認がおすすめです。
三井住友銀行のATM利用:条件付きで手数料無料
三井住友銀行のキャッシュカードを使ってゆうちょATMを利用する場合、原則として手数料が発生します。出金は110〜220円、入金は非対応である場合が多いです。
ただし、三井住友銀行が提供する「SMBCポイントパック」などの優遇サービスを利用している場合や、一定の預金残高がある場合には、月3回まで手数料無料といった条件が付与されることもあります。
ゆうちょATMでの取引時間と注意点
ゆうちょATMの利用可能時間は、平日7:00〜21:00、土日祝日は9:00〜17:00が一般的ですが、場所によって異なることもあります。時間帯によっては利用不可や手数料加算となる可能性があるため、事前の確認が重要です。
また、ATM機種によっては一部の銀行カードが読み取れないケースもありますので、複数の支払い手段を用意しておくと安心です。
提携ATM利用の裏技:コンビニATMの活用
ゆうちょ銀行も三井住友銀行も、コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行など)と提携しています。時間帯や条件により手数料無料枠が用意されている場合もあるため、状況に応じて使い分けることでコストを抑えることができます。
例えば、三井住友銀行では平日昼間の時間帯(8:45〜18:00)にセブン銀行ATMで出金した場合、無料になることがあります(優遇ステータスによる)。
まとめ:郵便局ATMは使い方次第で便利に活用できる
郵便局ATMでは、ゆうちょ銀行の利用は基本的に無料ですが、三井住友銀行の利用には手数料が発生するケースが多いことを理解しておきましょう。少しでも節約したい場合は、優遇プログラムへの加入やコンビニATMとの併用がおすすめです。
事前の情報収集と自分のステータスに応じた利用で、手数料を賢く抑えましょう。
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