近年、SBI証券を装ったフィッシングメールが増加しており、利用者の個人情報や資金を狙う詐欺が横行しています。これらのメールは巧妙に作られており、正規の通知と見分けがつきにくい場合があります。被害を防ぐためには、正規のメールアドレスを確認し、不審なメールに注意を払うことが重要です。
SBI証券からの正規メールアドレス一覧
SBI証券が公式に使用しているメールアドレスは以下の通りです。
- mail@sbisec.co.jp:ご案内メール(商品、サービス、立会外分売、IPO情報等)
- info@sbisec.co.jp:口座開設申込時、パスワード再設定用「認証番号」送信メール等
- fund_info@sbisec.co.jp:投信メール通知サービス
- information@sbisec.co.jp:入金完了のお知らせ
- alert_master@sbisec.co.jp:約定通知、スマートアラート(株価通知)等
- alert_corpo@sbisec.co.jp:企業情報通知サービス
- sbi_news_alert@trkd-hs.com:ロイターニュースアラート
- PO/IPO_info@sbisec.co.jp:PO・IPO 当選/補欠当選通知サービス
- cs@sbisec.co.jp:電子交付サービスなど
- marketing@sbisec.co.jp:セミナーなどのお知らせ
- api_info@sbisec.co.jp:先物・オプションAPIサービスお申込み時
- STO_info@sbisec.co.jp:STO取引に関する通知サービス
- sbi-kmail@sbisec.co.jp:「パスワード再発行受付フォームより申請されたお客様へ」送信メール等
これら以外のアドレスからのメールは、SBI証券とは関係のない可能性があります。特に、no-reply@homecarebyrvna.comのようなアドレスからのメールは、フィッシング詐欺の可能性が高いため、注意が必要です。
フィッシングメールの特徴と見分け方
フィッシングメールは、以下のような特徴を持つことが多いです。
- 差出人のメールアドレスが正規のものと異なる
- 緊急性を煽る件名や内容(例:「重要なお知らせ」「アカウントが制限されます」)
- リンクをクリックさせて偽のログインページに誘導する
- 個人情報やパスワードの入力を求める
これらの特徴に当てはまるメールを受け取った場合は、リンクをクリックせず、メールを削除することが推奨されます。
被害を防ぐための対策
フィッシング詐欺から身を守るためには、以下の対策が有効です。
- メールやSMS内のリンクをクリックせず、公式サイトやアプリからログインする
- 二要素認証を設定する
- 定期的にパスワードを変更する
- 不審なメールを受け取った場合は、SBI証券の公式サポートに連絡する
- フィッシング対策ソフトや迷惑メールフィルターを活用する
また、SBI証券は公式サイトでフィッシング詐欺に関する注意喚起を行っており、最新の情報を確認することが重要です。
まとめ
SBI証券を装ったフィッシングメールは巧妙化しており、正規の通知と見分けがつきにくい場合があります。正規のメールアドレスを確認し、不審なメールには注意を払いましょう。万が一、不審なメールを受け取った場合は、リンクをクリックせず、公式サイトやアプリからログインして確認することが安全です。自身の資産を守るためにも、日頃からの注意と対策が必要です。
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