家賃や水道光熱費、車両費などの固定支出を除いた状態で、夫婦2人が「月92,000円」で食費と日用品をまかなう生活は現実的なのでしょうか?本記事では、実際の支出モデルを参考に、月9万円台の生活が可能かどうかを分析しつつ、効果的な節約方法や家計管理のポイントもご紹介します。
月92,000円の内訳モデル|食費と日用品のバランス
まずは支出を大まかに分けてみましょう。一般的な目安は以下のようになります。
- 食費:月60,000円(1日2,000円)
- 日用品:月10,000〜15,000円
- 予備費:月17,000〜22,000円(外食や突然の支出に備える)
日々の食費を自炊中心にすることが前提となりますが、外食やコンビニを控えれば、十分現実的な範囲と言えるでしょう。
1週間ごとの食費管理例
たとえば、1週間の食費予算を13,000円とした場合、週末にまとめ買いをして1週間分の食材を使い切るというサイクルを取ると、食費が管理しやすくなります。メニューの工夫と買い物リストの作成が鍵となります。
例:
・鶏むね肉や豆腐、もやしなどコスパの良い食材の活用
・1日2食はしっかり、1食は軽食などで調整
・お弁当を作って外食回避
日用品の予算内訳と節約ポイント
日用品には、洗剤・トイレットペーパー・シャンプーなどの生活消耗品のほか、ティッシュ・ゴミ袋・簡単な文具類などが含まれます。これらはドラッグストアやまとめ買いを利用してコストダウンが可能です。
また、月1回のドラッグストアまとめ買いを推奨し、セール時期やポイント還元キャンペーンを活用することで、さらに節約効果が高まります。
食費を抑えるための実践的な工夫
節約レシピを活用することで、無理なく食費を抑えることができます。たとえば。
- もやしと豚こま炒め
- 鶏むね肉の照り焼き
- カレー・シチューは数日分まとめて作る
また、「ふるさと納税」や業務スーパーの活用もおすすめです。米・調味料・冷凍食品などの保存性の高い食材はまとめて購入して備蓄しておくと、無駄な買い足しも減ります。
外食・交際費の扱いと予備費の考え方
完全に外食をゼロにするのはストレスになるため、月2〜3回のご褒美外食は予備費で対応する設計がおすすめです。あらかじめ「今月は外食予算5,000円」と決めておくと、無計画な出費を防げます。
予備費は突発的な支出(例えば風邪薬の購入、来客対応)にも使える柔軟な枠として考えると、安心感にもつながります。
まとめ|9.2万円での生活は十分現実的、工夫とルールが鍵
夫婦2人暮らしで、食費と日用品のみに月92,000円を使う生活は、決して無理な設定ではありません。自炊中心・計画的な買い物・ポイント活用・予算設定など、少しの工夫とルールを取り入れることで、快適かつ節約につながる生活が実現可能です。
今の支出を見直し、できるところから節約に取り組むことで、より安心した生活基盤を作っていきましょう。
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