京銀で給与振込用に新規開設したキャッシュカード(デビット一体型)で、ATMから現金が引き出せず「貸し入れ扱い」になって困る方へ、原因と解決法をわかりやすく解説します。
なぜ現金引き出しがエラーになるのか
京銀のデビット一体型カードは、原則として口座残高の範囲内での決済に対応していますが、ATMでの現金引出については「貸越契約」があるかどうかで使用可否が変わります。
貸越契約なしの場合→残高分しか引き出せず、残高不足でエラー表示されることがあります。
貸し入れ扱いになる理由と背景
「貸し入れ扱い」となるのは、カードに紐づく契約内容がローン枠付きになっている可能性もあります。給与受取口座で自動的に貸越が有効化されている場合、ATM引き出しは貸越用枠からの出金扱いになることがあります。
◆例:給与振込口座に自動融資機能がある設定になっていると、残高ゼロでもATMで現金が出るケースがあります。
現金を引き出すために確認すべきこと
- 口座残高:まずネットバンキングや通帳アプリで残高を確認してください。
- 貸越契約内容:契約書面やATM操作画面、通帳で「貸越」や「当座貸越」などの記載があるかチェック。
- ATMの操作方法:デビットカードをATMに挿した後、表示される選択肢に「キャッシュカード(普通引き出し)」を選ぶ必要があります。誤って「ローン引き出し」などを選ぶと「貸し入れ扱い」「借入」になってしまいます。
具体的な対処手順
1. ATMで「キャッシュカードで引き出し」または「普通預金から引き出し」を選ぶ
2. 振替口座設定がある場合は、「給与振込口座」を指定
3. チャージ残高内に収めて引き出す(残高不足ならまず口座に入金)
残高不足で引き出せない場合は、パートナー口座やATM入金機能を使い、給与の一部を移すなどの工夫もできます。
それでも引き出せない時は
京銀の窓口・サポートセンターに問い合わせましょう。その際、カード種別・契約内容・ATMでの操作方法を具体的に伝えると解決が早くなります。
例:「ATMで現金引き出そうとしたが、“貸し入れ”扱いとなり出金できない。操作メニューは“普通預金引き出し”を選んでいる」
まとめ
✔ 残高・契約内容・ATM操作の3点を確認
✔ 正しい操作(普通預金指定)で現金引き出しが可能
✔ 問題が続く場合は京銀サポートへ早めに相談しましょう
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