機種変更や電話番号の解約後に、PayPayにログインできず残高が取り出せない――というトラブルは意外に多く報告されています。特に旧番号で登録していた場合、SMS認証が使えずログインができなくなることも。本記事では、PayPayの残高(たとえば6万円)を失わずに済むための現実的な手順を解説します。
PayPayのログインには電話番号が必要
PayPayのログインは、登録時の電話番号+SMS認証が基本です。解約済みの電話番号だと、SMSが届かず認証が進まず、ログイン不能となります。
この仕組みによって、不正ログイン防止がされていますが、ユーザー側にとっては大きな壁となることもあります。
6万円の残高がある状態でもログインできないときの対処法
電話番号が使えない状態でも、PayPayカスタマーサポートに正規の手順で本人確認を行えば、アカウント復旧が可能です。
以下の情報を用意して、公式サポートフォームまたはアプリ内チャットから申請を行いましょう。
- 登録していた電話番号(解約済みでもOK)
- 氏名・生年月日・登録時のメールアドレス
- PayPayアプリに登録していた住所や銀行口座の情報
- 残高・直近の取引履歴(日時・金額・内容)
これらが一致していれば、新しい電話番号でのログインアカウントへの統合や払い戻しが可能になります。
実際の問い合わせ手順(2024年版)
① PayPay公式ヘルプページ にアクセス
② 「ログインできない場合」→「電話番号を変更した」で案内されるチャットサポートへ進む
③ オペレーターとつながったら、本人確認に必要な情報を丁寧に伝える
④ 本人確認完了後、「再ログイン用のリンク送信」か「返金対応」の案内を受け取る
返金対応の場合は、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)のアップロードが求められます。
再発防止策:アカウント情報の更新とPayPayアカウント管理
・機種変更や番号変更をする前に、PayPayアプリ内で「電話番号変更手続き」を完了しておく
・PayPay IDとメールアドレスを連携しておくと、認証方法の選択肢が増える
・本人確認(eKYC)済みアカウントなら、対応もスムーズに進みやすいです
まとめ
電話番号を解約した状態でPayPayにログインできなくなっても、本人確認情報が一致すれば、残高の救済は可能です。
6万円などの高額残高がある場合は、必ずPayPayの公式サポートに迅速に連絡し、丁寧に状況を伝えましょう。ログイン情報や登録情報は定期的に見直し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
コメント