KyashでQUICPayが使えなくなる?代替となるプリペイド・デビットカードを紹介

デビットカード

KyashリアルカードのQUICPay対応が終了するという発表を受け、「代わりに使えるQUICPay対応のプリペイドカードやデビットカードはあるのか?」と考える人が増えています。クレジットカードを避けたいユーザーにとって、デビットやプリペイドでの非接触決済手段の確保は非常に重要です。本記事では、Kyashの代替として使えるQUICPay対応カードを中心に解説します。

KyashのQUICPay機能が終了する背景

KyashではGoogle Payを通じてQUICPayが利用可能でしたが、2024年9月をもってQUICPayサービスを終了すると発表されています。これはKyash側の方針変更に伴い、QUICPay加盟店での非接触決済が使えなくなることを意味します。

従来は、住信SBIネット銀行からKyashへチャージ→Google Payを通じてQUICPay決済という流れでクレカを使わずに非接触決済が可能でしたが、今後は代替手段の確保が必要となります。

QUICPay対応の主なデビットカード

クレジットカードを避けたい人にとって、デビットカードは現金感覚で使える安心の選択肢です。以下に、QUICPay対応の代表的なデビットカードを紹介します。

カード名 発行元 QUICPay対応
ソニー銀行 Sony Bank WALLET ソニー銀行 ○(Google Pay対応)
楽天銀行デビットカード(JCB) 楽天銀行 ○(Google PayでQUICPay可)
三菱UFJ-VISAデビット 三菱UFJ銀行 ○(Apple Pay・Google Pay対応)

これらのカードは、Google Payに登録することでQUICPayとして利用可能です。発行に審査は不要で、15歳以上なら申込可能な点も魅力です。

QUICPay対応のプリペイドカードはある?

プリペイド型でQUICPayに対応したカードは非常に限られています。現時点で代表的な選択肢は次のとおりです。

  • dカード プリペイド:Google Payに登録することでQUICPay利用可能。dポイントも貯まりやすく、ドコモユーザーに人気。
  • au PAY プリペイドカード:QUICPayには非対応ですが、Google Pay経由でMastercardタッチ決済が可能。

残念ながら、QUICPayに対応したプリペイドカードはdカードプリペイドの一強といえる状況です。

Kyashからの移行におすすめの構成

Kyashを愛用していた方にとっては、同じように「チャージ式でリアルタイムに残高管理」「クレジットカード不要」「Google Pay対応」という条件を満たす代替が理想です。

おすすめの構成例。

  • 住信SBIネット銀行 → 楽天銀行(振替)
  • 楽天銀行のJCBデビットカード → Google Payに登録
  • QUICPayで非接触決済

この構成なら、Kyashと似た使い勝手を維持しつつ、セキュリティや利便性も確保できます。

注意点と今後の動向

QUICPay対応カードであっても、Google Payに登録できるブランド(JCB・VISA)や端末との相性により、利用に制限が出ることがあります。また、プリペイド・デビットカードは一部加盟店で利用できないケースがあるため、念のためサブの決済手段も用意しておくと安心です。

今後、他のフィンテック企業がQUICPay対応の新サービスをリリースする可能性もあるため、ニュースをこまめにチェックするのもポイントです。

まとめ

KyashがQUICPay対応を終了することにより、プリペイドやデビット派ユーザーには影響が出ますが、代替手段はしっかりと存在しています。特に「楽天銀行JCBデビット」や「dカードプリペイド」はGoogle Payを通じてQUICPay決済が可能な貴重な選択肢です。クレカ不要でQUICPayを使いたい方は、こうしたカードへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

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