20代男性が選ぶべき医療保険・がん保険の考え方と注意点|メディフィットAの保障内容を検証

生命保険

20代のうちから医療保険やがん保険に加入することは、将来のリスクに備える上で大変重要です。とくに独身であっても、万が一の入院や治療費に備えることで家計のダメージを最小限に抑えることができます。今回は、28歳・独身・年収370万円というプロファイルを元に、メディフィットシリーズの保障内容を検証し、保険の見直しポイントを整理してみましょう。

医療保険の選び方:日額・入院日数の考え方

選択されているメディフィットAは、入院日額5000円・120日型・手術給付金付き・先進医療特約ありという内容です。月額保険料は1170円と比較的リーズナブル。

1日あたりの給付が5000円であっても、30日入院すれば15万円。高額療養費制度の自己負担上限(所得により約8~10万円)を超えて備えられる水準です。差額ベッド代を拒否する前提であれば、十分な選択肢といえるでしょう。

120日型と60日型の違いは?

医療保険の保障期間には「60日型」「120日型」などがあります。これは1回の入院で何日間まで保障されるかを示しています。

例えば、がんや脳卒中など長期入院リスクのある病気に備えるなら、120日型を選ぶのが無難です。日額を上げるより、長く保障してくれるプランの方が、入院が長期化した場合に安心です。

手術給付金の付加は必要か?

今回のプランでは、Ⅰ型手術給付金(一律5万円/外来2.5万円)が付加されています。この給付金は、入院中の手術だけでなく外来手術でも受け取れますが、実際に多く支払われるのは入院中のケース。

もし保険料を抑えたい場合、手術給付金を外すことも選択肢の一つ。ただし、外来手術でも比較的高額なケース(内視鏡ポリープ切除など)では2.5万円の給付が助かる場面もあります。

がん保険の診断一時金と抗がん剤治療保障

メディフィットがん保険は、診断給付金50万円、抗がん剤治療10万円/回、自由診療にも対応と充実しています。保険料は1505円。

診断給付金100万円にすると保険料が1,000円上がるとのことですが、がんと診断された瞬間にまとまった金額を受け取れるという点では、50万円でも必要十分です。自由診療の抗がん剤にも対応している点は心強いです。

貯金とのバランスをどう考えるべきか?

保険選びにおいて、加入者の貯蓄額や生活スタイルも大きな判断基準になります。年収370万円・結婚予定なしであれば、月3000円弱の保険料負担は十分許容範囲内です。

将来的に貯金が100万円以上あれば、手術給付金を減らす、またはがん診断給付金を減額して貯蓄で対応することも視野に入ります。

若いうちに加入しておくメリット

20代は保険料が非常に安く抑えられる時期です。たとえば30代後半~40代になると、同じ保障内容でも保険料が大きく上がることがあります。

また、病気やけがで健康状態に制限がついた場合、加入そのものが難しくなるリスクもあるため、健康な若いうちに終身型の保険に入っておくことは合理的です。

まとめ:現プランは堅実。今後のライフステージに応じて見直しを

今回選ばれているメディフィットA・メディフィットがん保険の組み合わせは、20代独身男性にとって非常に堅実でバランスの良い選択です。

保険料を抑えながらも、主要なリスクに備えられる内容となっており、貯金とのバランスも取れています。今後ライフステージが変わった際(結婚・扶養・収入増など)に、必要に応じて見直しを行うのがベストです。

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