入籍後の楽天カードと銀行口座の名義変更｜手続きの順番と注意点を解説

入籍による姓の変更や名義変更は、さまざまな金融手続きにも影響します。特に楽天カードと口座の名義変更に関しては、順番や必要な対応を間違えると引き落とし不能などのトラブルにつながることがあります。本記事では、楽天カードと口座の名義変更に関する適切な手順と注意点を詳しく解説します。

名義変更は口座から先に行うのが基本

楽天カードの引き落としに使用する銀行口座の名義とカード契約者の名義が一致していないと、引き落としがエラーとなる可能性があります。そのため、銀行口座の名義変更を先に行うのが原則です。

たとえば、楽天銀行や他のメガバンクでも、入籍による改姓手続きは窓口やオンラインで完了できるケースが多く、完了後に「変更完了通知」などが発行されることもあります。

銀行口座の名義が変更されたら、次に楽天カードの名義変更を行います。楽天e-NAVIからは手続きができないため、所定の書類を郵送する必要があります。楽天カード公式サイトの「登録情報変更」ページから手続き方法を確認し、氏名変更届と本人確認書類（改姓後のもの）を提出しましょう。

また、変更が完了するまでに数日かかるため、手続きは早めに行うことをおすすめします。

たとえ銀行口座の口座番号が変わっていなくても、名義が変わった場合は楽天カード側での再登録が必要です。名義が一致しないと引き落としに支障が出るため、楽天e-NAVIの「お支払い口座の変更」から再登録を行います。

その際、口座振替依頼書の提出が求められる場合もありますので、楽天カード側の指示に従いましょう。

万が一、名義不一致で引き落としができなかった場合、楽天カードからメールやハガキなどで連絡が届きます。支払い遅延を放置すると信用情報に傷がつくおそれがあるため、すぐに対応しましょう。

楽天e-NAVI内で「再引き落としスケジュール」や「コンビニ払いの案内」が表示されるため、それに従って支払い手続きを行うことが可能です。

これらの書類をあらかじめ揃えておくと、スムーズに手続きが行えます。

入籍による姓の変更では、楽天カードと銀行口座の名義変更を確実に行うことが重要です。基本的には銀行口座の名義変更を先に済ませてから楽天カードの変更を行い、引き落とし口座の再登録も忘れずに実施しましょう。手続きを放置すると支払いトラブルに発展する可能性があるため、早めの対応を心がけましょう。