ろうきん(労働金庫)でローンを組んだ際、毎月の返済は指定口座からの自動引き落としで行われるのが一般的です。初めての引き落としを迎える方にとっては、「口座への入金方法」や「ATMでのカードの向き」、「預入操作と繰上げ返済の関係」などが分かりづらいこともあるかと思います。本記事では、そうした不安や疑問を解消するための実践的な情報を詳しくご紹介します。
ろうきん口座にお金を入れるには?
ローン返済のための資金を口座に入れるには、ろうきんATMや提携金融機関のATMを利用する方法が一般的です。窓口でも入金は可能ですが、ATMの方が営業時間にとらわれず便利です。
ATMで「預入(よにゅう)」というメニューを選択し、現金を投入することで返済用口座にお金を入れることができます。なお、口座の種類(普通預金など)を選択する必要がある場合は、ローン契約時に指定された口座に入金してください。
ATMにカードを入れる向きはどうする?
ろうきんのキャッシュカードは、磁気ストライプが下・右向きになるようにして挿入するのが基本です。ATMのカード挿入口の案内図にもカードの向きが表示されているので、初めてでも安心して操作できます。
万一向きを間違えても、ATMが自動でカードを排出してくれるため故障などにはつながりません。
「預入」は繰上げ返済になる?
ATMで「預入」を選んで入金しても、それはあくまでもローン引き落とし用口座への入金であり、自動的に繰上げ返済になることはありません。
繰上げ返済を希望する場合は、別途申込みが必要です。ろうきんの窓口またはインターネットバンキング経由で「繰上げ返済」を指定する手続きを行わない限り、入金=通常の月額返済のための準備金と解釈されます。
引き落としのタイミングはいつ?
ろうきんローンの返済日は契約内容によって異なりますが、多くは「毎月5日」「毎月27日」などに設定されています。引き落とし日の前営業日までに入金しておくのが安心です。
たとえば、土日祝日が返済日にかかる場合、その前の平日までに残高を準備しておくようにしましょう。
ATM操作時の注意点
- ATMでの操作に迷ったときは、近くのろうきん窓口の職員に相談すれば丁寧に対応してくれます。
- 現金での預入時は、ATMの紙幣挿入口に異物を入れないよう注意が必要です。
- 通帳記入もこまめに行い、入出金履歴を把握しておきましょう。
まとめ:初回引き落としの前に口座入金と基本操作を確認しよう
ろうきんのローン返済に向けた準備として、ATMの「預入」操作で資金を口座に入れるのは基本的なステップです。カードの挿入方向や繰上げ返済との違いも理解しておくことで、安心して返済日を迎えられるでしょう。
不明点があれば、遠慮せずろうきんの支店やATM併設の案内窓口に相談してみることをおすすめします。
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