仕事中の怪我で後遺障害等級「8級」を認定された方が、会社の加入している保険からさらに補償を受けられるか?気になる金額や手続きの流れを解説します。
労災保険+後遺障害補償でまずどれくらい?
労災保険では、8級の場合「障害補償一時金」として給付基礎日額×503日分が支給されます(例:日額1万円なら約503万円)[参照]
さらに後遺障害慰謝料は約830万円、逸失利益も数百万円〜数千万円規模で請求可能。合計すると相当な金額が見込まれます。
会社加入の法定外補償保険ってなに?
多くの企業は労災だけではカバーできない分を補うために「法定外補償保険」に加入しています。
これは会社が後遺障害1〜14級の被害を被る労働者に対して追加補償金を支払うもので、8級の場合数百万円〜として設定されることが一般的です[参照]
金額のイメージと実例
例えば労災保険で500万円+慰謝料830万円+逸失利益数百万円を受けたうえ、企業保険からさらに200万円が支給されるようなイメージです。
実際に企業保険の金額は加入条件によりますが、「後遺障害補償保険金200万〜1000万円」といった設定もあります。
申請の流れと注意点
まず会社へ労災認定のコピーを提出、その後は企業保険の担当者または社労士を通じて申請します。
注意点として、「症状固定」や「労災の等級認定」が保険給付の条件になりますので、認定時期と申請時期を確認してください。
まとめ
8級後遺障害の認定を受けた場合、労災保険だけでなく会社の法定外補償保険からさらに補償を受けられる可能性があります。
企業保険の内容次第では、数百万円〜の追加給付もあり、労災+法定外補償で安心度が大きく変わります。
コメント