最近は格安プランへの乗り換えが進み、povoのような「基本料0円+トッピング制」のサービスを使う人が増えています。しかし、povoにしたことで「Suicaが使えなくなった?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。この記事では、povoとモバイルSuicaの相性や、ギガを購入しない状態でも使えるのかどうかを詳しく解説します。
povoでもSuicaは使える?結論から言うと「使えます」
モバイルSuicaは基本的に通信環境がなくても、「交通利用」や「店舗での決済」などには問題なく利用できます。なぜなら、SuicaのIC機能はスマホ本体の「おサイフケータイ」領域に保存されており、通信とは独立して動作しているからです。
つまり、povoでギガを購入していない状態、いわゆる「通信制限中」や「ゼロギガ状態」であっても、Suica残高がある限り、改札の通過や買い物の支払いには影響ありません。
ただし注意!通信が必要な場面もある
Suicaアプリやウォレットアプリ上で残高確認やチャージ操作を行う場合、一部の操作にはインターネット接続が必要になります。特に以下の機能ではギガ(データ通信)が必要です。
- クレジットカードやApple Payなどからのチャージ
- 定期券の新規購入や継続手続き
- 利用履歴の確認
- Suicaアプリのアップデート
このような場合は、ギガがないとエラーが出たり反応しないことがあります。
4G表示でも通信できない?povo特有の仕様に注意
povoは、ギガ(データトッピング)を購入していないと通信速度が最大128kbpsに制限されます。この速度ではアプリが正常に動作しないこともあり、たとえスマホの表示が「4G」となっていても、実際はほとんど通信できていないという状態がありえます。
このため、Suica関連の操作をスマホ上で行いたい場合は、必要なときだけギガを購入する、もしくはWi-Fi環境を利用するのが現実的な方法となります。
おすすめのpovoの使い方とSuicaの併用方法
povoを使っていてSuicaも快適に利用したい場合は、以下のような工夫がおすすめです。
- 必要な時だけ「1GB(7日間)」などのギガを購入
- 自宅やカフェなどWi-Fi環境でアプリ操作を済ませる
- チャージは事前に済ませておく
Suica自体はオフラインで機能するため、チャージさえ完了していれば、交通機関やコンビニなどの決済には支障ありません。
まとめ:povoでギガゼロでもSuicaは使えるが注意が必要
povoのような通信トッピング型プランを使っていても、モバイルSuicaの「決済機能」は基本的に問題なく動作します。ただし、アプリ操作やチャージ・設定変更などには通信が必要となるため、最低限のギガトッピングやWi-Fiの併用を心がけましょう。
「Suicaが使えない?」と感じたら、通信状態とアプリ操作の関係を一度見直してみることをおすすめします。
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