キャッシュレス決済が当たり前になった今、日常的に使える「多機能なデビットカード」を探す方が増えています。特に、Apple Payに登録できて、PayPayチャージにも対応し、ATM引き出し手数料が無料または複数回無料のカードは、実用性とコスパの両立に優れています。本記事では、そんな条件にマッチするおすすめのデビットカードを、2025年最新の情報をもとに紹介します。
選定条件とチェックポイント
本記事で紹介するデビットカードは、以下の条件を満たすものに絞っています。
- Apple Payに登録可能(VisaタッチまたはJCB対応)
- PayPayに直接チャージ可能(JCB・銀行口座チャージ含む)
- ATM引き出し手数料が無料または月数回まで無料
それぞれの特徴や注意点を比較しながら、ライフスタイルに合ったカードを選びましょう。
1. 楽天銀行デビットカード(JCB)
Apple Pay:◯(QUICPay対応)
PayPayチャージ:◯(JCBカードから直接)
ATM手数料:最大月7回無料(ハッピープログラム条件あり)
楽天銀行デビットカード(JCB)は、Apple PayのQUICPayに対応しており、JCBとしてPayPayのチャージにも使えます。さらに、楽天ポイントが100円につき1ポイント貯まるという特典付き。
口座残高や取引件数に応じて、ATM手数料や振込手数料の無料回数が最大月7回まで拡大される「ハッピープログラム」も魅力です。
2. 住信SBIネット銀行ミライノデビット(Mastercard/Visa)
Apple Pay:Visa版は対応、Mastercardは非対応
PayPayチャージ:◯(銀行口座チャージ)
ATM手数料:月2〜20回無料(スマプロランクに応じて)
住信SBIネット銀行のデビットカードは、Visa版ならApple Payに登録可能。PayPayチャージは銀行口座からの直接引き落としが可能です。
スマプロランク制度により、ランクが上がるほどATM利用や振込の無料回数が増えるため、給与受け取りや積立設定などの工夫で手数料を節約できます。
3. セブン銀行デビット付きキャッシュカード(JCB)
Apple Pay:◯(QUICPay対応)
PayPayチャージ:◯(JCB経由チャージ/銀行口座チャージ)
ATM手数料:セブン銀行ATMなら一定時間帯無料
セブン銀行のデビットカードは、QUICPay対応でApple Payに使えるうえ、JCBとしてPayPayチャージにも対応しています。さらに、セブン銀行ATMが近所にある方なら、使い勝手は非常に高いでしょう。
時間帯によってはATM手数料が無料となるうえ、キャンペーンや口座振替設定によって追加特典も受けられる場合があります。
注意点:ブランドごとの制限にも要注意
デビットカードをApple Payに登録するには、JCBブランド→QUICPay/Visaブランド→Visaタッチ決済という仕様があり、ブランドや発行会社によって対応状況が異なります。
また、PayPayチャージも「JCBはカードチャージ可能」「VisaやMastercardは非対応(2025年6月現在)」などの制限があるため、カード選びは細かい点にも注意が必要です。
まとめ:万能な1枚を選ぶなら楽天銀行または住信SBIがおすすめ
Apple Payも使いたい、PayPayにもチャージしたい、ATM手数料もなるべく抑えたい——そんな欲張りなニーズには、楽天銀行(JCB)か住信SBIネット銀行(Visa)が非常にバランスの良い選択肢です。
ライフスタイルに合わせて、ATMの設置場所やキャンペーン、還元率も比較しながら、自分にとって“最も使いやすい1枚”を見つけましょう。
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