クレジットカードを長く使っていると、やがて訪れるのが「有効期限切れ」と「カード更新」のタイミングです。初めてクレジットカードを更新する人にとっては、「手続きは必要なの?」「何もしなければ使えなくなるの?」といった疑問が生じることもあるでしょう。この記事では、カード更新の基本的な流れと注意点、そして万が一更新カードが届かない場合の対処法まで、詳しく解説します。
基本的にはクレジットカードの更新は自動で行われる
一般的なクレジットカードでは、有効期限が近づくとカード会社が自動的に新しいカードを発行し、登録住所に送付してくれます。更新カードの発送時期は、有効期限月の前月〜当月上旬が多く、特別な手続きは不要です。
たとえば「有効期限:08/25」の場合、7月中旬から8月上旬にかけて、新しいカードが郵送されるのが一般的です。ただし、引越しなどで住所変更をしていないと、更新カードが届かないトラブルが起こるため注意が必要です。
更新が自動で行われないケースもある
以下のような条件に該当する場合、カード会社の判断で更新が見送られることがあります。
- 過去の支払い遅延や未納履歴がある
- カードの利用が長期間ない(休眠状態)
- カード会社が審査により更新を打ち切ると判断した
このようなケースでは、更新カードが届かず、有効期限を過ぎると利用できなくなります。その際は、カード会社に直接問い合わせるか、改めて新規申込を検討する必要があります。
更新カードが届かないときのチェックポイント
「有効期限が近いのに新しいカードが届かない」と感じた場合は、次の点を確認しましょう。
- 登録住所が最新のものか(引越し後の住所変更手続き済みか)
- 郵便局の不在票が入っていないか
- カード会社の公式アプリやマイページで発送状況が確認できるか
多くのカード会社では、マイページから更新カードの発送予定日を確認できるようになっています。住所に問題がないか、まず確認することが重要です。
更新されたカードが届いたらするべきこと
新しいカードが届いたら、次の点に注意してスムーズに切り替えを行いましょう。
- 古いカードは有効期限までは使用可能。以降は新カードを使用
- サブスクや公共料金などの自動引き落としに登録している場合、カード番号・有効期限を更新する
- 署名欄に必ずサインする
とくに自動引き落としサービスを複数登録している人は、更新後の情報が反映されているか念のため確認しましょう。
まとめ:クレジットカード更新は通常自動、ただし例外も
クレジットカードの更新は基本的に自動で行われ、ユーザー側の手続きは原則不要です。しかし、住所変更をしていない・カード利用が極端に少ない・支払い遅延があるなどの場合には、更新されないケースもあります。
スムーズに新しいカードを受け取るためにも、登録情報の見直しとマイページの確認を定期的に行っておくことをおすすめします。
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