クレジットカードの更新で新しいカードが届いたとき、「古いカードはいつまで使えるの?」「新しいカードは届いたその日から使っていいの?」といった疑問を抱く方は多いでしょう。特に三井住友カードのような大手カード会社の対応には明確なルールがあります。本記事では、カード更新後の正しい使い方と注意点について詳しく解説します。
三井住友カードの有効期限の読み方
クレジットカードには「有効期限」が「月/年」の形式で記載されています。たとえば「25/07」と記載されていれば、2025年7月末日までそのカードは有効です。
つまり、「25/07」のカードは2025年7月31日までは利用可能であり、8月1日以降は使えなくなります。それまでは旧カードを利用して問題ありません。
新しいカードが届いたら旧カードはすぐに使えなくなる?
答えは「いいえ」。新しいカードが届いた日から旧カードが使えなくなるわけではありません。
基本的には旧カードの有効期限(月末)までは両方とも使用可能です。ただし、システム的に新カードに切り替わるタイミングで旧カードが使えなくなるケースも稀にあります。
例えば、ICチップの読み取りでエラーが起きやすくなったり、オンライン決済で「カード番号が無効」と判定されたりすることもあるため、届いたら早めに新しいカードへ切り替えるのが安心です。
更新カードが届いたらやるべきこと
- ① 新しいカードの署名欄にサインを書く
未署名のカードは使用できません。必ずサインしましょう。 - ② 自動引き落としやサブスクの登録情報を更新
カード番号や有効期限が変わっている場合、AmazonやNetflix、携帯料金などの支払いに使っている情報を更新してください。 - ③ 古いカードはハサミで裁断して処分
旧カードの使用期限を過ぎたら、不正利用防止のために必ず物理的に破棄しましょう。
注意したいケース:カード番号が変更された場合
カードの更新では、通常はカード番号は変わりませんが、以下の場合は変更されることがあります。
- 盗難や紛失による再発行
- セキュリティ強化による自主的な番号変更
- ブランド変更(VISA → Mastercardなど)
この場合、旧カードの利用は停止され、新しいカードを使用しないと決済できません。このときは「届いたその日から新カードを使う」ことが必要です。
実際の問い合わせ事例と公式見解
三井住友カードの公式FAQでも、「旧カードは有効期限の月末までは使用可能」と明記されています。ただし、取引先(加盟店)やシステム側の都合で一部使えないことがあるため、新カードが届いたら速やかに使用切り替えを勧めています。
実際に筆者も2024年にカードを更新した際、7月31日までは旧カードで決済ができましたが、7月中旬以降からは一部のネットサービスで「新カード番号の登録が必要」となりました。
まとめ:新旧カードの切り替えは計画的に
・三井住友カードは有効期限の月末までは旧カードも使える
・新しいカードが届いたら、署名や支払い情報の変更を早めに対応する
・カード番号が変わっている場合は即時で新カードに切り替える
・迷ったときは三井住友カードのカスタマーセンターに確認を
スムーズな切り替えを行い、決済エラーやトラブルを未然に防ぎましょう。
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