18歳になれば親の同意なしにローン契約が可能になる場合がありますが、実際には審査や条件の壁が存在します。今回は、中古バイクと免許費用をローンでまかないたいというニーズに対して、どのような方法と条件があるのかを詳しく解説します。
18歳からローン契約は可能だが注意点もある
2022年の民法改正により、18歳で「成年」となったため、基本的には親の同意なしでローンを契約することができます。しかし、ローン審査では返済能力が重要視されるため、定職や安定収入がない場合は審査に通らない可能性があります。
アルバイトのみでの収入や無職の状態では、金融機関や販売店によっては申込自体が難しいこともあるため、就業状況の確認は必須です。
ローン審査に通るために必要な条件とは?
バイクローンや自動車教習所ローンにおいて、主に審査対象となるポイントは以下の通りです。
- 安定した収入(アルバイトでも月収が一定額あれば可)
- 勤続年数(バイトでも3か月以上が目安)
- 信用情報(過去の未払いなどがあるとマイナス)
- 居住形態や連絡手段の確実性
例えば月収が8万円以上ある場合、30万円~50万円程度のローン審査に通るケースもあります。
免許費用とバイク代の同時ローンは可能?
バイク販売店によっては、「バイク本体+免許取得費用」のセットローンを用意しているケースもあります。これを「バイク免許取得支援ローン」などと呼び、信販会社や一部の教習所と提携して提供しています。
例として、ホンダドリームやレッドバロンなど一部の大手販売店では、免許サポート付きのローン制度を取り扱っています。ただし審査は別々になる場合もあるため、事前確認が必要です。
バイトをやめたばかりでも申し込みできる?
バイトを辞めた直後の場合は、審査に不利になる傾向があります。できれば新しいバイト先が決まってから申込を行うのが理想です。もし就業予定がある場合には、面接予定や雇用開始日をローン申込時に補足として伝えると、柔軟に対応してもらえることがあります。
また、親が保証人になれる場合は審査が通りやすくなるため、どうしても必要な場合には相談してみるのも一つの方法です。
金融機関を選ぶ際のポイント
若年層向けのローンを扱っている信販会社やバイクショップが存在します。たとえば。
- ジャックス(バイクローン取扱あり)
- オリコ(自動車・バイク教習ローンあり)
- バイク販売店提携ローン(分割手数料無料キャンペーンなど)
金利や手数料も比較して選ぶことで、将来的な負担を軽減できます。年利5〜10%が一般的な水準です。
まとめ
18歳でも親の同意なしにローン契約は可能ですが、収入や信用情報が審査のカギを握ります。中古バイクと免許取得費用をまとめてローンにすることも不可能ではありませんが、バイトの再開や安定収入の確保がまず優先です。
まずは購入予定のバイクショップや教習所に相談し、自分の状況で申し込みが可能か確認してみることをおすすめします。着実に準備を進めれば、夢のバイクライフも現実になります。
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