最近開設された三井住友銀行のOlive口座にPayPay銀行などから送金しようとした際、「口座が存在しない」という表示が出るというトラブルが報告されています。本記事ではその原因と解決策を詳しく解説します。
Olive口座とは?通常口座と何が違う?
Olive口座とは、三井住友銀行が提供する新しい金融サービスで、SMBCグループの機能を一体化させた「スマート口座」です。特にアプリ連携やポイント統合などが特徴です。
ただし、従来の口座番号表示方法や記載場所に違いがあり、振込用の正しい口座番号が確認しにくいという点がトラブルの原因になっています。
「口座が存在しない」と出る主な原因
多くのケースで、「口座が存在しない」と表示される原因は入力している番号が本来の口座番号ではないことです。Oliveでは、アプリのメニュー左上などに表示される「お客さま番号」や「アカウント番号」は口座番号ではありません。
実際の振込用口座番号は、アプリの以下の場所から確認できます。
- 三井住友銀行アプリの「口座一覧」
- 対象口座を選択後、「詳細情報」や「口座番号を確認」をタップ
正しい口座番号を確認する方法
正しい口座番号を確認するには、次の手順を踏みましょう。
- 三井住友銀行アプリを開く
- メイン画面の口座情報から「詳細を表示」
- 支店名と7桁の口座番号をメモ
振込時にはこの「支店名」と「7桁の口座番号」の組み合わせを正しく入力する必要があります。
送金できない状態が続く場合の対処法
以下のような対策を講じることで、問題が解消される可能性があります。
- 三井住友銀行アプリで正しい口座番号を再確認
- PayPay銀行の振込画面で支店名・口座種別・口座番号の再入力
- 登録した名義人が全角カナで一致しているかチェック
- どうしても解決しない場合は三井住友銀行のサポート窓口へ連絡
三井住友銀行の問い合わせ先は、こちらの公式窓口から確認可能です。
今後トラブルを避けるためのポイント
Olive口座をはじめとするスマートバンキングでは、「表示されている番号」=「振込用の番号」ではないことがある点を理解しておきましょう。
今後、アプリに「振込専用口座番号」を明示的に表示するアップデートが予定されている可能性もありますが、それまでは自身で確認することが大切です。
まとめ
三井住友銀行のOlive口座に送金できない主な理由は、口座番号の誤入力です。アプリで正しい振込用の情報を再確認し、支店名と口座番号をしっかり入力することが解決の第一歩です。
不明点があれば、各銀行のサポート窓口に早めに問い合わせましょう。正しい知識で安心してキャッシュレス時代を乗り切りましょう。
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