家族3人・住宅ローンもある家計を立て直すための節約＆収入アップ戦略

2歳のお子さんを育てながら、借入も多くて家計が厳しい状況なか、どうやって乗り切るか悩んでいるご家庭は多いものです。この記事では、支出の見直し、収入アップ策、補助制度の活用など、同様の環境で実践できる工夫を実例とともにご紹介します。

まずは固定費の徹底見直しを

毎月必ず発生する固定費だからこそ、削減の効果が大きいです。通信費、保険料、光熱費、サブスクなどを対象に見直してみましょう。

例えば、格安SIMに切り替えれば月3,000円前後の節約に。年間で3～4万円の削減が可能です。

住宅ローンはフラット35や固定金利借り換えによって金利を見直すことも検討の余地があります。

食費は家計で大きなウエイトを占めますので、週単位で予算を決めて余った分は翌週へ繰越す「予算帳」を活用しましょう。

セール品を使った2食分まとめ作り置きや、業務スーパーの活用も節約効果が高いです。

妻が働くにあたっては、保育料・交通費・税・社会保険などの支出を考慮することが重要です。最近では時短パートや在宅ワークなど、収支バランスの良い働き方があります。

例えば、週3・1日4時間勤務で月6万円程度の収入が見込め、保育補助を含めると実質支出0円で収入が得られる場合があります。

こども家庭庁の児童手当、自治体の医療費補助・保育料補助など、利用できる制度は自治体によって異なります。漏れなく申請すれば毎月数千円～数万円の支援が受けられることも。

市役所・区役所の子育て窓口でライフプランを相談するのも有効です。

ボーナスで赤字を補填しているなら、非常用貯金として一定額を積み立てることが重要です。使い切る習慣を変えるだけでも心理的余裕が生まれます。

残りはローンの繰上返済や教育費積立に活かすなど、計画的に配分しましょう。

あるご家庭では、妻が在宅ワークを導入し、月5万円の収入を確保。食費を4万円に減らし、通信費を半額に抑えることで、月々の赤字が3万円→ゼロに改善しました。

また、副業でポイントサイト利用やフリマアプリなどによって月1～2万円の収入を得ているケースも増えています。

必要なのは、支出の「整理」と収入の「工夫」、そして補助制度の「活用」です。固定費の削減＋妻のパート＋補助利用＋ボーナス積立という4本柱で家計を安定させながら、精神的な負担も減らすことができます。

まずは今月できそうな1～2項目から取り組み、「少しずつ変わっていく感覚」を大切に進めていきましょう。