会社の福利厚生サービスとして多くの企業が導入しているベネフィット・ワン。その中でも特に人気なのが、映画館での割引特典です。しかし、初めて利用する方にとっては手順が分かりづらく、ログイン情報が不明だったり、割引額が分からなかったりと、二の足を踏んでしまうことも。この記事では、ベネフィット・ワンで映画割引を使う方法をわかりやすく解説します。
ベネフィット・ワンとは?
ベネフィット・ワンは、株式会社ベネフィット・ワンが提供する福利厚生アウトソーシングサービスで、多くの上場企業・中小企業・自治体などが採用しています。会員は映画、レジャー、宿泊、ショッピングなど多彩な分野で割引や特典を受けることができます。
企業ごとにカスタマイズされた契約内容になっているため、利用できるメニューや割引率には多少の違いがあります。
映画割引の利用方法
映画の割引を利用するには、まずベネフィット・ステーションのウェブサイトまたはアプリにアクセスする必要があります。一般的な利用手順は以下の通りです。
- ① ベネフィット・ステーションのログインページにアクセス
- ② 会員ID・パスワードを入力(不明な場合は会社の人事担当者に確認)
- ③ トップページで「映画」または「チケット・クーポン」カテゴリを選択
- ④ 観たい映画館(TOHOシネマズ、イオンシネマ、MOVIXなど)を選択
- ⑤ 利用方法(事前にチケット購入、引換券発行など)を確認
- ⑥ クレジットカードなどで支払いをして、チケットまたは引換券を入手
多くの場合、事前にコンビニでチケットを発券したり、映画館窓口で引き換える方式となります。スマートフォン上のQRコード表示で済むケースも増えています。
どれくらいお得?通常料金との比較
映画の通常料金は、一般的に大人1,900円前後(2025年時点)です。ベネフィット・ワンを通じた割引額の一例は次の通りです。
- ・TOHOシネマズ:一般 1,900円 → 1,300~1,500円程度
- ・イオンシネマ:一般 1,800円 → 1,400円程度
- ・MOVIX:一般 1,900円 → 1,500円前後
割引額は平均して300円~600円程度。友人や家族との複数人利用では、かなりお得になります。
ログインIDやパスワードがわからない場合
入社時に配布された資料やイントラネットにログイン情報が掲載されていることがありますが、ない場合は会社の人事・総務部門に確認しましょう。フロアが違ってもメールや社内チャットで気軽に聞けるはずです。
また、会社によっては「企業コード」が必要な場合もあります。企業コードを入力すると、初回ログイン時にIDとパスワードを発行できるケースもあります。
アプリも便利!紙チケット不要のケースも
ベネフィット・ステーションのスマホアプリを利用すれば、モバイル端末上でチケットを購入し、そのまま映画館で提示できるサービスもあります。特にTOHOシネマズやイオンシネマでは、モバイルチケット対応が進んでおり、発券機に並ぶ手間も省けます。
アプリでの支払いには、クレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済が使えることも多く、利便性が高まっています。
まとめ:手順さえわかればお得で簡単
ベネフィット・ワンを使った映画の割引利用は、最初のログインさえクリアできれば非常に簡単です。数百円の割引でも、年間で複数回使えば大きな節約になります。
担当者に一言問い合わせるだけで情報が得られることも多いため、せっかくの福利厚生を無駄にしないためにも、ぜひ一度確認してみましょう。
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